@毎度、編集長のモリンホールです。
Twitterでフォロワーさんからモリンホールとはどういう意味ですかとよく聞かれます。
モリンホールは馬頭琴です。
日本ではモリンホールのことを中国語の「马头琴」から漢字表現することが多いです。実は悲しいです。
「馬頭琴」じゃくて「モリンホール」と言って欲しいです。
「馬頭琴」じゃくて「モリンホール」と言って欲しいです。
ついでにですが、モンゴルの住む家は「パオ」じゃなくて「ゲル」です。
これからは日本の教科書・新聞紙には正式に「モリンホール・ゲル」以外に使わないで欲しいです。
モリンホールの由来である「スーホの白い馬」の物語は御存知ですか?
モンゴルの草原に、スーホという貧しい少年がいました。
スーホは、毎日おばあさんを手伝って、羊を遠い草原につれていきました。
ある日スーホが草原で真っ白い子馬と出会いました。
そしてその子を連れて帰りました。それからスーホーが子馬を育てました。
それから数年後、ある日王様が自分の娘の結婚相手を探すため競馬大会を開催しました。
スーホも大会に参加し白い馬で見事に優勝しました。
しかし、王様は貧しいスーホを娘とは結婚させなかった。
さらには白い馬を自分に渡すよう命じました。
スーホはその命令を拒否したが最後にお城の外へ放り出されました。
スーホはその命令を拒否したが最後にお城の外へ放り出されました。
そして、王様が白い馬奪い乗ろうとしたが白い馬が振り落し、走り出しました。
王様が怒りました。
「白い馬を射ち殺せ!」
そして、白い馬が・・・・・
スーホが悲しくて、しくしく泣いていました。
そこに、白い馬が帰ってきました。
でもその白い毛は、ほとんど血で真っ赤に染まっていました。
スーホの顔を見ると、白い馬はやっと安心したような顔をして、そして静かに倒れていきました。
「死んじゃいやだーー!」
と泣きながら、スーホは家から駆け出していきました。
それから1年。
モンゴルの草原に、悲しげな楽器の音色が響くようになりました。
スーホの弾くその楽器には、白い馬の皮が張られていました。
美しくも悲しげなその楽器はモリンホールと呼ばれ、モンゴル中に広まりました。
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