令和6年(2024年)10月20日の日曜日、 元寇(弘安の役)の激戦地でありました福岡県福岡市早良区に鎮座する紅葉山八幡宮にて、日本とモンゴルの合同慰霊祭が開催されました。
当日は私も神事に参列致しましたのでご報告いたします。
紅葉山八幡宮
紅葉山八幡宮
今回の慰霊祭は、モンゴル国大使館はじめ、元寇ゆかりの地の関係各位で立ち上げた「元寇750年プロジェクト」の一環として開催されました。
〇元寇750年プロジェクト
慰霊祭に、モンゴル国政府側からは駐日特命全権大使と在福岡モンゴル国名誉領事が参列しました。
https://www.mongolia-fukuoka.org/256/%E5%85%83%E5%AF%87750%E5%B9%B4%E8%A8%98%E5%BF%B5%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88
慰霊祭に、モンゴル国政府側からは駐日特命全権大使と在福岡モンゴル国名誉領事が参列しました。
賛辞を読み上げるバンズラグチ・バヤルサイハン 駐日モンゴル国特命全権大使
シーテヴェ・アルタン・イルデン 在福岡モンゴル国名誉領事
祭事としては多くの宗教者の指導のもと執り行われました。
日本側から紅葉八幡宮の宮司・平山晶生宮司、南蔵院・林覚乗住職、雷山観音・喜多村龍介住職
モンゴル側からはガンダン寺、ハムレヒ寺、ダハン寺の僧侶3名が参列。中央はガンダン寺ドラムラグチャー・ジャブザンドルジ大住職
慰霊祭終了後、文化祭のイベントが開催され、日本とモンゴル双方からアーティストの方々が三列
柳生新影流有志による演武
モリンホール(馬頭琴)演奏。写真の方は立命館大学に在席中とのこと。
モリンホール(馬頭琴)演奏。写真の方は立命館大学に在席中とのこと。
翌21日、モンゴル大使一行は対馬に来島し、現地でも慰霊祭に参列。
読売新聞:2024年10月22日 『元寇モンゴル大使悼む文永の役750年対馬を訪問』
https://www.yomiuri.co.jp/local/nagasaki/news/20241021-OYTNT50152/
対馬・壱岐は元寇においてもっとも被害の大きかった地域です。
11月以降も元寇750年関連のイベントは続きます。皆さまも一度お越しくださいませ。
特別展「文永の役750年 Part1 海底に眠るモンゴル襲来―水中考古学の世界―」開催のお知らせ
https://mongol.blog.jp/2024/08/12/52054148
寄稿:ひで
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