
【モンゴルで、海外プリペイドカードがめちゃくちゃ便利だった件3/3】
前2回、海外専用プリペイドカード
「NEO MONEY」
が便利だという話をした。
具体的なメリット、そして考えうるデメリットを挙げてみよう。
◾️メリット
1、現金両替の手間が不要
チャージ金額をATMで即出金できる。
2、多量の紙幣を持ち歩かなくてすむ
VISAのクレジットカードの代わりとして使えるため(一部店舗で例外あり)現金管理の手間が大幅に減り、支払い時間も短縮できる。
以上はクレジットカードやキャッシュカードと同様の機能だが、以下は特徴的だと思う。
3、為替レートが有利
通貨によっては、日本国内の大手外貨両替ショップよりなんと最大43%もお得!
(インドネシア・ルピア)
4、あらかじめ予算を決めて、使いすぎを防げる
クレジットカードと違ってリアルタイムでショッピング決済ができるので、帰国した翌月に思わぬ高額請求!なんてことを防げる。
使いみちを限ってキャッシュカードと使い分けられる。
5、支払いや出金額がメールですぐわかる
(しかも日本円換算)
取引きして30秒もすれば、利用結果がメールで届き、チャージ金額の残高もわかる。
利用内容まではわからないが、現金の入ったお財布のように、日本円の生活感を維持したまま使える。
スマホのGmailアプリと組み合わせ、わたしにはこの機能がめちゃくちゃ役立った。
6、帰国後もふだんの生活で使える
(VISAのみ、銀聯は不可)
この投稿のタイトルを「海外"専用"プリペイドカードが…」としなかったのは、このためだ。
1日100万円、年間1,500万円のチャージ・利用可能額を考えると、へたに上限額の小さなVISAカードを持つより便利かもしれない。
もちろん、次の旅行にも繰り越して利用できる。
◾️デメリット
1、チャージ金額を使い切ると、支払いができなくなる
ただし、ネットがつながれば、インターネットバンキングで日本の銀行口座からチャージが可能。
また委任状があれば、日本在住者が現金チャージできる。
海外留学するお子さんに、親御さんが仕送りするにも便利。
2、カード一枚の破損、盗難や紛失によるリスクが大きい
わたしの場合、少額の現地通貨と組み合わせてすぐ使える財布にいれておいた。
そしてクレジットカードや高額紙幣、外貨などの予備金を、セキュリティポーチやバックパックなどにいれてリスク分散していた。
3、VISAの支払いに使えない場所がある
たとえば、わたしのよく使うホステル『Golden Gobi』はヨーロッパ人が多く集まるが、支払いはモンゴルトゥグリクの現金払いしか受け付けていない。(2018年8月現在)
また国内外問わず、VISAカードの使える場所でも「NEO MONEY」は使えない、ということがたまにあった。
ただし、世界はヨーロッパを中心に、今後はむしろ「現金払いお断り」という場所が増えていく。
スウェーデンでは、日ごろ食べるパンでさえ、現金では買えないお店があるという。
ちなみに中国では、スマホのQRコードを見せ、アリペイ払いで物乞いする
「キャッシュレスホームレス」
まであらわれているとか(^^;;
わたしは今回「NEO MONEY」をおススメした。
もちろんいろいろなブランドがあるが、海外プリペイドカードは1枚用意しておくと、よりストレスフリーに旅を楽しめるだろう。
モンゴル旅行体験談寄稿 大道 卓矢
コメント