Hulagu_Baghdad_1258
▲バクダードを攻めるモンゴル帝国/wikipediaより引用

毎度、編集長のタケシです。
九州大学より非常に興味深い、公開シンポジウム開催のお知らせです。

『「元寇」とイスラーム:モンゴル帝国の拡大がもたらした社会変革と中東』
 
2017年度日本中東学会大会の開催地となる九州大学箱崎キャンパスでは、昨年、中央図書館の敷地内から新たなる元寇防塁が発見されました。日本に襲来し大きな社会変革をもたらしたモンゴル帝国勢力は、中東においても、社会へのダイナミックな影響をもたらしています。本シンポジウムでは、中東と日本が同時代に体験した社会変動の意味を、ユーラシア大陸規模の歴史の展開のなかで考えてみたいと思います。
 
舩田 善之(広島大学・モンゴル帝国史)
「モンゴルの征服と統治―遊牧国家から世界帝国への変貌?」
 
堀本 一繁(福岡市博物館・日本中世史)
「蒙古襲来と異国警固体制」
 
中町 信孝(甲南大学・マムルーク朝史)
「アラブが見た「モンゴル襲来」― アイン・ジャールートからISまで」
 
渡部 良子(東京大学・イルハン朝史)
「イランにおける「モンゴル襲来」― モンゴルによる統治の受容とイメージの変遷」

「第33回年次大会のご案内」より引用

開催日時
2017年5月13日(土)・14日(日)

開催会場
九州大学 箱崎キャンパス 文系地区共通講義棟

準正式プログラム
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