お正月の挨拶
お正月の飾りヘヴィンボーブです。
お正月の飾りヘヴィンボーブです。
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お正月の飾りヘヴィンボーブです。
毎度、編集長のタケシです。
Цагаан сарын баярын мэндчилгээ !
今日はモンゴルの正月ツァガーンサルのシニーンネゲンです(日本でいうと元日ですね)。大晦日はビトゥーンと言います。ちなみに、南モンゴル(内モンゴル自治区)は昨日からツァガーンサルでした。
大統領のツァガーンサルの挨拶の動画です。
モンゴルも南モンゴルも旧暦の正月をお祝いするのですが、モンゴルの方が毎年南モンゴルより一日遅れて正月を向かいます。この一日の差がなんだろうと思ってFacebookで問いかけたら詳しい方から教えて下さった。
ずっと前から疑問だったこと、やっと解けた。
要するに、モンゴルの旧暦の数え方はチベット暦のため中国式の旧暦と一日差、または何年ごとに同じ日になる場合があるそうです。だから、モンゴルは南モンゴルより一日遅れて正月を迎えるわけです。
ツァガーンサルの歴史は遠い昔から伝わってきたんです。昔は秋だったそうで、フビライハーンが無くなった以来秋から春に変ったという話があります。
日本の正月は初詣というがありますが、
モンゴル(南モンゴルも一緒)にも似たよう行事があります。
ムル・ガルガフと言って、シニーンネゲン(元日)には日の出前に起き、きれいな服に着替え、それぞれの幸運の方向に歩き、功徳の方向から戻ってきます。
その後、サンインソルグの前にミルクを捧げ、ハダグを持って家族に挨拶を交わします。ここで注意しなければいけないのはモンゴルでは夫婦どうしでは挨拶はしないです。モンゴルは夫婦揃ってひとりと言い、お互いに挨拶をすると縁起がわるいと言われてます。
そして、家族全員そろってシニーンチャイ(正月の御馳走&ミルクティ)を召し上がります。
ツァガーンサルと言えばどの家庭にも必ず飾るヘヴィンボーブというのがあります。
乳製品や飴で綺麗に飾ります、形も種類もバラバラだけみんな一緒です。
あと、ヘヴィンボーブを積み上げる時に下から”幸せ、不幸せ、幸せ・・・”と数えるため必ず奇数段積み上げます。うちはいつも15段です。高いです。日本の鏡餅をイメージして頂ければ分かり安いかなと思います。
と言うことで、今日は申年の3回目の正月です。
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