モンゴル情報クローズアップ!

モンゴルの文化、ビジネス、投資、観光、最新話題など幅広い情報をお届けします。(通称:モンゴルなう)

タグ:遊牧民



毎度、編集長のタケシです。
裸足、上半身裸でモンゴルのゴビ砂漠で車から降ろされて、サバイバル生活に挑戦する一人の男のリアル動画を紹介したいと思います。

映像は43分の長さではありますが、実際1週間以上のサバイバル生活を突けたようです。ちょうリアルなので、そこら辺のバラエティー番組と全然違います。

エドというこの男、かなりサバイバルの知識も経験もあります。
例えば、水の探し方だったり、獲物を見つける方法だったり、そして体力を保つための知識だったり見ていると分かります。

ゴビ砂漠に置かれた初日はさすがに水も食も見つかりませんでした。2日目でやっと水を見つけ、その喜んでいる顔は本当に幸せそうでした。3日目は駱駝の骨を見つけた物の食べれるところはなかった。その日は草を食べて、その後は植物の実を見つけて食べて寝ました。

後日に、残酷な話になりますがトカゲやハリネズミ食べて、さらにその後はネズミも見つけて食べてサバイバル生活をチャレンジ完了して無事に家に帰ることができました。

正直かなり驚きました。
ネズミの取り方は、全ての穴を埋めて、煙で追い出すのは遊牧民じゃないと思い出せないと考えられます。私が子供の頃は、うちの親戚らははそうやってキツネの狩りをしてた。今はもちろん違法でやってはいけないです。

この映像は、単なるサバイバルを映したものではなく、生き方や考え方を教えてくれると思います。

最後のエドが言った言葉、すごく共感できます。
必死になる必要がなければ成長の機会もありません。

モンゴル ホーショール

【携行食のこと】

テムジンとボオルチュは薄栗毛の去勢馬の蹄のあとをつけ、三晩の野宿をかさねた。
(中略)
馬乳酒とボルツという携帯食で腹ごしらえをして、ひたすら先を急いだ。
(中略)
ボルツというのは、牛の赤身を二年かけて冷凍乾燥させ、金槌で砕き、臼で挽いてこまかい糸屑のようにする。それを牛の膀胱に詰めこんだもので、一頭分の赤身の肉が入る。それは騎兵十人の半月分の食糧になった。湯で戻せば、肉の分量はおどろくほど増える。
(津本陽『草原の覇王 チンギス・ハーン』PHP文芸文庫, 2011, P51)

これは、のちにモンゴルのチンギス・ハーンとなるテムジン少年が、馬泥棒を追跡した時のエピソードだ。


ボルツは、いまでも食べられている。

引用した内容ほどに手間をかけないでも、カチコチの干し肉は手軽に買える。

砕いて湯で戻し、その出汁で米やうどんを煮込めば、日ごろの食事にも充分だ。


以前モンゴルで、ペットボトルに米と水を一緒にいれて持ち歩いているという日本人カメラマンに出会った。

名付けて「水米(みずごめ)」。
ふやけているので、そのままでも食べれるらしい。


奇習だ…と思っていたが、最近テレビ番組で、料理研究家の土井善晴さんが

「米の保存に、水に浸けておくのはアリだ」

と話していた。

密封すれば、悪くならないそうだ。


モンゴルを長旅しようとする時。

どんな食べものをどう持ち運ぼうかと考えた時

「水米 × ボルツ」

というのはアリだなと、モンゴル飯を食いながらふと思った。


モンゴル旅行体験談



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紀行
ポニーキャニオン
2000-04-05


MIAT


【旅の流れ】

さきごろから投稿しているモンゴル行は8月3日から11日までだった。

あまり体調のよくない状態での出立になりそうだったので、3日の午後便でゆっくりと成田を発ち、夜間にウランバートルの中心にはいる。


3日から5日は、事前に予約したゲストハウス「GoldenGobi」の個室でゆったりしながら、初めて試みる3つのことをこなした。

‘本で出発前日に即日発行した海外プリペイドカード「NEO MONEY」の利用

現地での携帯電話SIMカード(Mobicom)の購入と、自身のSIMフリーiPhone7での利用

6撮用に日本から持参したドローンのテスト飛行

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この間、もったいないのかもしれないけれども、観光施設はまったく訪れず、街をひたすらぶらぶら歩きまわっていた。

現地の生活感を得ようと、デパートで食品や日用品を買い足して、生活の用にしたりした。

なんとなくガンダン寺あたりに行って、興味もなくぼんやりと仏さんを拝むより、よほど面白かった。


そして、6日朝から9日午前中に"隊長"こと中村 伸一さんが主宰する「地球探検隊」の旅に加わる。

かたやモンゴル西部・エルセンタサルハイでは、モンゴルゲルを連ねたツーリストキャンプを起点にし、仲間たちとおおらかな自然を騎馬で駆けたおす。

そしてかたや、モンゴルシャーマンの儀式を探訪し、みずからの内なる癒しにこころを致した。


9日に仲間と別れてからは、11日の帰国まで単独行。

宿を「TOP TOURS & GUESTHOUSE MONGOLIA」へと移す。

『地球の歩き方』のような情報誌には載っていないが、地球探検隊で同行した"きむ"ことYoko Kimuraさんの紹介で投宿。

スタッフの接客がやわらかで、「GoldenGobi」のような賑々しさとはまた違う魅力がある。

まぁ、ドイツ、スペイン、フランスなど、ほとんどヨーロッパ人旅行者である事は変わりないけれども、海外の人種・国籍・年齢もまちまちなひとびとと、モンゴルの旅を共通の話題に話しあえるのだから、また面白い。

6人部屋のドミトリーで8ドル/日から。
詳細をお知りになりたければ、添付写真を参照してくださるとありがたい。

きむさん、ご紹介ありがとうございます。


その後は9日にウランバートル北郊、ダンバダルジャー寺院近くの日本人墓地跡公園を訪れ、10日にはわたしを
「18番目の息子」
として名付けてくださったモンゴルのお父さんを訪ねてナライハへ。

お世話になった家族のみんなと会え、ながらく無沙汰にしていた気がかりも晴れて、とても楽しい一日だった。


そして、11日の夜、帰国。


今回の旅では多くの方々のご助力をいただきながら、ひとつ、ひとつとやりたい事を実現してきた。


「地球探検隊」の"隊長"中村さん、ミカ(Mika Takeda)さん、まなぶ(Manabu Eva Takekawa)さん、現地ガイドのサラ(Sarah Namsrai)さんと弟のオドさん。

そして、旅をともにしてくださった原(原田幸茂)さん、もはや乗馬の師匠となったエルセンタサルハイのバギーさん、雨が降るとめちゃくちゃ笑顔になる「トラさん」ことドルジさん。

探検隊でお世話になった全てのみなさんに感謝します。


また、みずからも伝統と血脈を受け継ぐブリヤートシャーマンであり、今回はチョイジンラマ寺院の隠されたエネルギーを示してくださったガラー(Галбадрах Агваан)さん。

日本語学校の設立、日本式「おもてなし」の普及にご多忙のなか、旅の仲間ともどもにモンゴルシャーマンの歴史と知識を教えてくださり、本当にありがとうございます。


ナライハ行にあたっては、ウランバートル在住の古畑(Takashi Furuhata)さん、そしてバザル ホルツ・エルデネさん。

なにくれとなく通訳と移動のの便宜をはかってくださった事に特にお礼申しあげます。


Puntsgaa ax, Нямдаваа эгч, Анхилуун Аниука баярлалаа !


まずはひとくくり。
またしばらく、すこしづつ、わたしの体験したモンゴルの事をお伝えしていきます。

モンゴル旅行体験談
寄稿 大道 卓矢 

モンゴル大草原800年 (福音館の単行本)
イチンノロブ・ガンバートル
福音館書店
2018-07-04


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【よい体験のアンカーをつくる】

モンゴル・ウランバートル の中心部にスフバートルというおおきな広場があり、日々ひとで賑わっている。

都会のど真ん中、国会議事堂の前で、おおらかにも結婚式のセレモニーなんかがしばしばある。


帰国の間際、広場で流しの絵描きが売り込んできて、一枚買った。

皮に描いた4,000円との言い値を、おもてのヘコミなどを指して、20ドルに負けてもらう。


成功してしあわせな人びとが言うには
「モノより経験にお金をかける」
のだそうな。

もっともな話しだけれども、さらに言えば
「経験を思いだすモノにお金をかける」

と、なおよい。


NLPという心理技術に「アンカーリング」という方法がある。

何か特定の記憶を錨(いかり:アンカー)として潜在意識にインプットすることを指す。

たとえば過去に楽しかった、成功した、幸せだった記憶を五感すべてでありありとイメージし直しながら、体のどこか、たとえば右手の小指をギュウギュウと握りしめて繰り返し、刺激を与え続ける。

それを繰り返すと、やがては右手の小指をひと握りするだけでよいイメージが蘇り、失敗や困難、緊張などのストレスを解きほぐせるようになる。


また、あまり意識しないでも、多くの人が旅から得るアンカーが、そのとき聴いていた音楽。

「この音楽を聴くと、あのときの旅のあそこの場面が蘇るんだよねぇ」というやつだ。


そして、先に伝えたとおり、アンカーは意識的につくることができる。

わたしはこの8月「地球探検隊」に同乗して、エルセンタサルハイの沙漠と草原の交わるところで、素敵な乗馬三昧の旅をした。

だから、スフバートル広場の絵描きさんには
「ゴビ(沙漠)をモチーフにした絵が欲しい」
とオーダーし、帰国後もモンゴルのイメージに合うように額装した。

まったくそのとおり、旅の風景にはなっていないかもしれないけれども、よい体験のアンカーになっていると思う。


そして、こういうモノは、たとえばスマホの写真よりもよいアンカーになる。

実は、ただ身近にあるだけで、目に入らなくても常々、モノはわたしたちの無意識に影響を及ぼしているのだ。


みなさんもよい旅をした折りには、たまに眺めたり遊んだりできる、想いで深いものを持ち帰るといいだろう。

人生の励ましになる。

モンゴル旅行体験談

寄稿 大道 卓矢 

モンゴル (世界のともだち)
清水 哲朗
偕成社
2014-01-22

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【ゴタル、どうしてますか?】

モンゴル西部、エルセンタサルハイでの乗馬ツアーを終えて帰国、旅の荷を解いている。

まるまる5年は馬に乗っていなかったけれど、履いていった乗馬用の短靴は、求めに応じてよく働いてくれた。


ところで、みなさんはモンゴルでの乗馬ツアーに参加して、どんな靴を履いて馬に乗っているだろうか?

ともに旅をした仲間たちに、乗馬は初めてという方がおり、靴ひもで締めるふつうのスニーカーを履いて馬に乗っていた。


これは、意外とあぶない。


たとえば馬が走っている最中に靴ひもがほどけたら、慣れない人ほどパニックになるだろう。

またわたし自身、靴ひもが足を支える鐙(あぶみ)に引っかかり、乗りつづけるにしても、あえて落ちるにしても危険な経験をした事がある。

ゆるゆるとあたりを散策する乗馬ハイキングなら構わないけれども、思いきり走りを楽しむようなら、ひものないブーツを履くべきだろう。


今回はツアーガイドがブリティッシュの乗馬にも通じていて、チャップスという、足首からふくらはぎを覆う革のすね当てを貸してくれた。

そのため、ひも靴を履いている人も、チャップスがうまく靴ひもを覆ったので、安全だった。


モンゴル語で靴をゴタル(Гутал)という。

伝統的なゴタルは、つま先が高く反りあがった丈夫な革製の乗馬ブーツだ。

ゴタルは馬の鐙にしっかりフィットし、かつ馬が暴走した時にはズルリと脱げやすく、あえて自分から落馬して危険を避けるのに便利にできている。

もちろん、靴ひもはない。


モンゴルで乗馬ツアーに参加される方は、ひものない短靴を履いていく事をお勧めする。

乗馬をしておられる方は、普段履きのできる短靴に、チャップスを別に持っていくとよいだろう。


モンゴル旅行体験談

寄稿 大道 卓矢 

街道をゆく 5 モンゴル紀行 (朝日文庫)
司馬 遼太郎
朝日新聞出版
2008-09-05


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