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タグ:留学

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毎度、編集長のタケシです。
日本政府奨学金により、モンゴルからの留学生募集です。

詳しい条件:
モンゴル国籍を有する者。
1983年4月2日以降に出生した者。
その他もいろいろあります。詳しくは在モンゴル日本大使館


II. 教員研修留学生奨学金概要

 合格者は、2018年10月から2020年3月の期間中に、指定された日本の大学で教員研修留学生として研修に参加する。また、奨学金支給期間の延長は認められない。期間中は毎月143,000円が支給される。


III. 日本留学相談コーナーの設置
 日時:1月23日〜26日 (13:00〜17:00 )
 会場:モンゴル日本センター1階ロビー


IV. 願書受付
 日時:1月22日〜26日(13:00〜17:00)
 会場:モンゴル日本センター1階ロビー


照会先:在モンゴル日本大使館 広報・文化班
電話番号: 320-777

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毎度、編集長のタケシです。
島村一平さん編集の「大学生が見た素顔のモンゴル」の献本が届きました!!心より感謝です。

たいへん恐縮です。というのは島村一平さんは文化人類学者で、モンゴル研究学者でもあります。長年モンゴルのシャーマニズムを研究し、それに関する論文などもたくさん出されいる方です。

シャーマニズムという名の感染病――グローバル化が進むモンゴルで起きている異変から
島村一平 / 文化人類学


シャーマニズムに興味ある方にはぜひ読んで欲しい一冊は↓↓↓これです。
増殖するシャーマン―モンゴル・ブリヤートのシャーマニズムとエスニシティ [単行本]

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では、本題に入ります。

「大学生が見た素顔のモンゴル」はリアルに日本人大学生がモンゴルに留学してそこで見た、経験した、感じたことを書いたものになっています。正式にはモンゴルの文化や社会を勉強した学生たちの卒業論文でもあるそうです。

羊の毛色を見分けたり、馬を自由に乗りこなしたりできるようになって帰ってきたなどの話、面白さ満点です。内容もそうなんですが、卒論を書籍にするって発想はいいですね。逆に、モンゴルの大学でも導入して欲しい。

大学生が見た素顔のモンゴル [単行本] 

目次
はじめに                        島村一平
第1部 素顔の遊牧民
第1章 モンゴル遊牧民の子育て             平野あんず
第2章 タイガと草原に生きる遊牧民
     −フブスグル県のダルハド遊牧民との生活体験から    西口佳那
第3章 モンゴル遊牧民の馬の個体認識をめぐって
     −毛色を中心に                  吉村友里

第2部 街の素顔
第1章 モンゴル人のヘルール(口喧嘩)の技法      安藤晴美
第2章 幽霊譚から読み解く現代モンゴル社会       北田昂大
 第3章 モンゴルの学校には「いじめ」がない?      柴田友登

第3部 「伝統文化」の相貌
第1章「伝統」という概念のゆらぎ
     −モンゴル舞踊をめぐる「伝統」観の世代間格差      今井冴香
第2章 演じ分けられた民族音楽
     ―モンゴル国における2種類のカザフ民族音楽の創造    八木風輝

第4部 日本とモンゴルの接点をみつめる
第1章 比較してみた日本とモンゴルの歴史教科書
―元寇・ノモンハン事件・第二次世界大戦        樗木佳奈
第2章 柔道・レスリングは、モンゴル相撲の一部なのか?
−ウランバートルのモンゴル相撲道場の事例から       平山開士

あとがき                         島村一平







成田あるいは羽田の空港から北京に行き、そこでフフホト行きの国内線に乗換えます。
離陸してしばらくの間、窓の景色は雲だけです。
けれども30分くらいたちますと、眼下に峻険な山並みが延々と広がります。
この山並みが途切れると、今度は草原になります。

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内モンゴルの東、オラーンハドゥの草原にて
大地も空も美しすぎる。。。 

よしっ、モンゴルだ!!

いつもそう感じます。
およそ50分間くらいの短いフライトで、フフホトの白塔空港に到着です。
市の中心へは、車で30分ほどです。

前回の拙文で2012年から翌年にかけての冬場に、フフホトに行ったことをお伝えしました。
この時、ユーラシア大陸には大寒波が到来していました。
私の滞在中、フフホトより東にある西ウジュムチンで、羊や馬などの家畜が大雪に埋もれてしまい、牧人が必死の救出作業に追われている、というニュースがあったほど激しい寒波でした。

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内モンゴル最北東にあるフルンボイルでマイナス46.1度を記録したことを伝えるニュース

私はもともと日本でウルグン先生にモリンホール(馬頭琴)を習っていました。
ウルグン先生経由で、内モンゴル大学芸術学院でモリンホールを教えておられるサチロンゴイ先生にも、留学について相談にのっていただいていました。
留学担当の先生との面談では、サチロンゴイ先生が同行してくださいました。
そのおかげですんなりと事は運び、入学にあたっての詳細は難なく知ることができました。

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右から2番目がウルグン先生、一番右がサチロンゴイ先生
現代モリンホール界を牽引する最強コンビ♪

さて、そのようにつつがなく目的を達成した私は、ホテルの暖かい部屋でキリっと冷えたミネラルウォーターでも飲もう、そう思いました。
そこでペットボトルを2本ほど購入してホテルへ帰りました。
ミネラルウォーターは常温でした。
冷蔵庫へ入れようか、いや待て、外がこれだけ寒いのだから、外へ置いておけばすぐに冷えるんじゃないかしら?
 
我ながらナイスアイディア♪
私は窓を開けて、2本とも置きました。
おそらく20分くらいで、理想的なキリっとした冷たさになるでしょう♪♪
 
20分経ちました。
窓を開けました。
そこにあったものは、ガッチガチに固まった、棍棒のような物体が2つ。
 
まさに鈍器。

これで人様をエイッ!とばかりに打ったら、たちまちにして打たれた者は屍と化す、そのようなものに変貌をとげていました。
かつてはミネラルウォーターであり、今や凶器となった物体は、部屋に置いても、数時間にわたって溶けることなく凶器のままでした。
あぁ、モンゴルでは寒いからといって、外を冷蔵庫がわりにしちゃいけないのね。
その日の夜、フフホトはマイナス27度になりました。

この年の6月1日、私は日本を離れフフホトに引っ越しました。

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私はここの9階に住んでいた(新華東街)

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フフホトにはこんな大きいファッションビルもあれば。。。
(ヒャンガンウムンジェール) 

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こんな庶民的なところもあるのよ♪ (オラーンチャブバローンジェール)
赤いジャージの小学生、かわいい〜〜〜

前回の拙文の最後で、次は【後編】と書きました。
しかしながら、私、今回で終了するわけにはいかないことに、ふと気づいてしまいました。
 
ぜひとも皆さまにご紹介すべき、大事な、貴重な、まさに
内モンゴルのエルデン
(エルデンはモンゴル語で宝という意味)があったことを思い出してしまったのです。
しかもこのエルデンを知る人は、モンゴル人でも少ないのです。
これをお伝えせずして何を伝えるというのでしょう?!
 
そのようなわけで、今回は【中編】となりました。
読者諸氏におかれましては、節操のない執筆者である、もしくは、計画性がない、などとお考えになるにはおよびません。
ここはぜひとも柔軟性に富んでいる、とお受け止めいただければ幸いです。
次回はその超重要情報をお伝えします。
今度こそ【後編】です!!!

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