毎度、編集長のタケシです。
数年前からウランバートルの大気汚染が深刻化していることを当サイトでも何回も紹介してあいます。

Ulaanbaatar(赤い英雄) → Utaanbatar(煙の英雄)

上記の動画は5年前の様子ですが、今ではさらに悪化しています。特に子供連れ入院の人が多いようで、病院が満員になり、病院の廊下で寝とまる人も出ています。そして、病院では不注意の合間に携帯や財布など取られる二次災難にあう人もいます。

本来の遊牧民の生活スタイルというには超がつくほどエコだったはず。
ウランバートルの大気汚染の一番の原因は、人口集中と急発展によるものです。昨日まで牛の糞を燃やして暖房をとって暮らしてた人たちが、今日は車に乗り、石炭を燃やして生活するというライフスタイルの変化です。

ウランバートルの60%以上の人はゲル地区で暮らしています。言わば低所得者が暮らしているところ。ゲル地区には、電気以外の水道、ガスなそのインフラがない。水は外からくみ、暖房は石炭を燃やす。非常に過酷な生活をしています。

そのため、モンゴル政府はゲル地区の人向けの低金利で入れる、アパートを建て引っ越しを促していますが、その政策も中々うまくいかないのは現状です。

そんな中、ある市民団体が公害死亡者を減らすための100台の空気清浄機を配置するという目標を立て、資金調達を始めました。

100 Air Purifiers to reduce pollution mortalities

空気清浄機よりも、煙のない日本の石炭を配った方がいいのではと突っ込みたいですが、こういう活動されることに意味があると思います。日本のみなさんもぜひ支援してあげてください。そして、なにかいいアイディアや技術があればぜひアプローチして欲しいです。


ご参考までに。
Ulaanbaatar’s silent killer
http://theubpost.mn/2016/12/14/ulaanbaatars-silent-killer-2/ 
 
PM2.5、かすむモンゴル 首都の人口増、石炭で暖房

大気汚染で影響をうける子どもたち「道を渡るとき、信号も見えない」