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タグ:内モンゴル

モンゴルのカレンダー

毎度、編集長のタケシです。
私は先日内モンゴルでツァガンサル(旧正月)を過ごしてきましたが、もう少したらモンゴル国のツァガンサルが始まります。

モンゴルの正月ツァガーンサルとは?なぜ内モンゴルより遅れるのか?詳しく知りたい方は下記の記事を。



ということで、今日は今年のモンゴルの祝日カレンダーをお伝えたいと思っています。せっかくモンゴルに行っても閉店してたら落ち込むよね?(笑)

1月1日水曜日元日
2月24日月曜日ビトゥー(大晦日)
2月25日火曜日ツァガーン・サル
2月26日水曜日ツァガーン・サル
3月8日日曜日国際女性デイー
6月1日月曜日子どもの日
6月5日金曜日仏陀の誕生日
7月11日〜15日土〜水曜日全国ナーダム祭り
11月16日月曜日チンギス・ハーンの誕生日
11月26日木曜日モンゴル国独立記念日
12月29日火曜日民族解放革命記念日





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▲高速の入口が封鎖された内モンゴル

毎度、編集長のタケシです。
昨夜内モンゴルのフフホトから帰ってきました。新型コロナウイルスは内モンゴルでも感染者が数人います。どちらも武漢に滞在してたそうです。そういえば、内モンゴルのとある地方の市場に行ってみました。新型コロナウイルスじゃなくてもか衛生的にどうかなと思います。

▼良かったらぜひYouTubeチャンネル登録してね。


今日現在、新型肺炎中国本土以外26の国と地域(詳細はこちら)で感染が拡大していますが、モンゴルは入ってません


モンゴル政府は感染防止のため具体的に以下のような対策を発表しました:

1 モンゴル国と国境を接する中国側のすべての国境検問所(空路、鉄道、陸路)から入国する外国人の入国を規制する。
 
2 モンゴル国民を、2月1日から5日までは、ホブド県にあるモンゴル・中国国境(ボルガン―タカシケン)、ドルノゴビ県のザミ−ン・ウード―エレーン、ドルノド県のバヤンホショー―ウブドゥグ陸路国境検問所から、2月6日から3月2日まではボヤント・オハー空路検問所(チンギス・ハーン国際空港)及び鉄道のザミーン・ウード国境検問所のみ通過させる。
 
3 モンゴル国から中国に渡航する外国人は、ボヤント・オハー空路検問所(チンギス・ハーン国際空港)及び鉄道のザミーン・ウード国境検問所を通過させる。
 
4 3月2日までモンゴル国民の中国渡航を禁止する。
 
5 モンゴルと中国の国境のボルガ―タカシケン、シヴェーフレン―セヘー、ガショーンソハイト―ガンツモド、ハンギ―マンダル、ザミ−ン・ウード―エレーン、ビチグト―ズーンハタブチ、バヤンホショー―ウブドゥグの各陸路国境検問所を通過する貨物輸送車及びその運転手への規制は行わない。
 
6 物資の輸出・輸入には規制を行わない。


もっと、詳しく知りたい方は下記の問い合わせ窓口へ
在モンゴル日本国大使館 領事・警備班  
EMBASSY OF JAPAN IN MONGOLIA  
C.P.O.Box 1011  
Elchingiin gudamj 10,Ulaanbaatar 14210,Mongolia   
電  話:(976)11-320777   開館時間:9:00-13:00,14:00-17:45  
FAX:(976)11-313332   メール:consul-section1@ul.mofa.go.jp

今回、モンゴル政府は早い段階で国境を閉鎖するという非常に合理的対策を取りました。
日本と違って忖度しませんでした。(笑)





草はら
【写真】ミンガド・ボラグ著「草はらに葬られた『日本特務』―日本人による『内モンゴル工作』とモンゴル人による『対日協力』の光と影」(関西学院大学出版会)の表紙

 中国の内モンゴル自治区から日本に来たモンゴル人と話したことがある。モンゴルが北と南に分かれた原因は何だと思うか、私が尋ねたところ、「日本がモンゴルに中途半端にかかわったからですよ」と言われた。

 ミンガド・ボラグ著「草はらに葬られた『日本特務』―日本人による『内モンゴル工作』とモンゴル人による『対日協力』の光と影」(関西学院大学出版会)を読んで、あらためて、その人が話した意味がわかった。

 著者は内モンゴル出身のモンゴル人。本書は、著者の子どものころの体験を基に、著者の家族や関係者に聞き書きしたことをまとめたものである。主に1930年代から60年代、満洲事変から中国の文化大革命のころにかけて、内モンゴルのモンゴル人が、日本人、中国人(漢人)、ロシア人などの間でもみくちゃにされ、肉体的、精神的に大きな打撃をこうむった歴史を振り返っている。

 「日本特務」とは、旧日本軍の特務機関で、現地の情勢を探るとともに、日本の立ち位置を現地の人々に広報する特別の任務を持っていた。モンゴル人も多数参加しており、文化大革命のときは、「日本帝国の走狗」「日本刀をぶら下げたやつら」として、真っ先につるし上げられた。

 本書には、謎に包まれた羊飼いの老人バートルが紹介されている。バートルは、日本語を学び、関東軍の諜報員として、今でいえば高級車に当たる自転車を乗り回す羽振りの良い生活を送っていたが、地雷に触れて片手を失ってからは、反日家に転向し、お陰で文化大革命の荒波からは逃れることができた。その後、過去を隠しながら羊飼いとなり、晩年は飲んだくれの人生を歩みながら「日本がもう一度助けてくれる」ことを妄想する…。

 聞き書きなので、ノンフィクションだ。しかし、私には、まるで映画の一場面のように思えてくる。そんな波乱万丈のモンゴル人が何人も登場する。

 著者は、自らの体験も語っている。モンゴルのことを知りたいという日本人からの電話に出たときのことだ。「私は内モンゴルから来た…」と自己紹介が終わらないうち、向こうから「内モンゴル人ということは、つまり中国人だね。なら会わなくて結構」と言われ、一瞬凍りついたという。

 私は、似たような逆のケースを聞いたことがある。モンゴル国(外モンゴル)から日本に来たモンゴル人留学生は、日本人から「モンゴル人ですか。それなら中国語はわかりますね」と言われたという。日本人の中には、モンゴルと中国の区別がつかない人が多い。

 日本は、日清戦争や日露戦争に勝ち、大陸進出を開始した。そのころ、内モンゴルでは、古来からの遊牧民(モンゴル人)と無断入植の中国人(漢人)の対立が目立ち始めていた。モンゴル人は、日本に協力することで日本語を覚え、教育の機会を得た。特に特務機関による軍事教育を受けたモンゴル人は、強力な武装組織になった。しかし、日本が米国との戦争に負けたことにより、急速にしぼんでしまう。それどころか、文化大革命では、モンゴル人の「対日協力者」は狙い撃ちにされ、多数が殺されてしまう。

 モンゴルが南北に分断されたのは、もちろん、日本のせいではない。米国、英国、ソ連の3国が、第二次世界大戦が終了した後の利害を調整したヤルタ協定(1945年2月)の結果だと思う。

 しかし、この本は、日本や日本人を批判する記述がある一方、行間には、日本に向けた切実な願望もにじんでいる。チベットやウイグルで起きているような問題は、内モンゴルにもある。日本は、旧宗主国の責任として、内モンゴルのモンゴル人の権利や伝統文化を守るために、もっと国際責任を果たしてほしい―と訴えているように私は感じた。

▽森修 もり・しゅう 
1950年、仙台市生まれ。元河北新報記者。1998年、山形市で勤務していたとき、たまたま入ったバーでアルバイトしていたモンゴル人の留学生と出会う。以来、モンゴルの魅力に取りつかれ、2005年「モンゴルの日本式高校」、2012年「あんだいつまでも新モンゴル高校と日本」をそれぞれ自費出版。
草はらに葬られた記憶「日本特務」
ミンガド・ボラグ
関西学院大学出版会
2019-10-10


モンゴル文字の本

毎度、編集長のタケシです。
毎年、恒例の記事です。モンゴルなう!経由で買われた本のトップ5を紹介します。




墓標なき草原――内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録



著者楊海英氏が18年間にわたって研究、調査して書き上げた中国の文化大革命によってモンゴル人の大量虐殺された事実を書かれています。
上、下二冊も上位にランクインしました。





ゼロから話せるモンゴル語



本書は「覚えるフレーズ」「ダイアローグで学んでみよう」「文法編」「ヴィジュアル・モンゴル語」の4つのパートからなって、簡単な表現や受け答えを覚えながらモンゴル語の基本的な体系も理解できるようになっています。

ゼロから話せるモンゴル語
温品 廉三
三修社
2006-04-01


地球の歩き方 モンゴル 2017~2018



この本に関しては特に説明は不要ですよね?当サイトモンゴルなう!もおすすめサイトに紹介されています。




遊牧民から見た世界史



著者はモンゴル史研究の第一人者の杉山正明氏です。
主に中国の歴代王朝と遊牧民の関わりを解説していて、今までの西洋や中華思想で書かれ歴史本と違って遊牧民の視点から書かれてて非常におすすめ。



旅の指さし会話帳16モンゴル



こちらも得に説明は不要かと思います。地球の歩き方と比べて分かりやすい、可愛いイラストがたくさんあるので初めてのモンゴル・内モンゴル行く方は絶対持っていると便利です。
著者の有希子さんとは古い友だちで、昔ツアーのパンフレットの絵も描いてもらったことがあります。




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毎度、編集長のタケシです。
内モンゴル初の地下鉄フフホトメトロ1号線の工事が完了し、抽選で当たった1000人が乗車し、試験運転を行いました。正式な開通は来年の末の予定です。細かい調整が必要だそうです。

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フフホトメトロ1号線(呼和浩特地铁1号线)、東京でいうと東西線になります。金海工业园区からスタートして、空港まで全長21.97km、19の駅(地下16駅、地上3駅)が設置されています。

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全6車両、最高時速80KM、最大収容人数2062人だそうです。小中学生及び60〜69歳の方はチケット半額、70歳以上の方は無料で乗車できます。
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▲フフホト(呼和浩特)、モンゴル語の意味は青い城、だからブルーがオフィシャルカラーになっています。

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▲なんより、モンゴル文字でフフホトメトロと書いてあるのが嬉しい!

そういえば、北京⇔フフホト間で中国版新幹線が開通したばかりです。所要時間わずか2時間18分!これで北京から中国人のみならず、海外の観光客が増えていくのは間違いないでしょう。



今だに、内モンゴルがどこにあるのか?内モンゴルはモンゴルなのか、中国なのか、別の国なのか知らない日本人がたくさんいてびっくりです。そういう人にはこの本↓↓がおすすめです。

内モンゴルを知るための60章 (エリア・スタディーズ)
ボルジギン ブレンサイン
明石書店
2015-08-01

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