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タグ:ハワリンバヤル

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写真:ハワリンバヤル2019

毎度、編集長のタケシです。

毎年、光が丘公園にて開催されてたモンゴル春祭り、ハワリンバヤルが今年は中止になりました。
運営側の公式サイトで正式に発表されました。

Шинэ коронавирус COVID-19 халдварын тархалт нь маш хурдацтай байгаатай холбогдуулан “ХАВРЫН БАЯР” нь 2020 оны 5-р сарын 4н, 5нд болохоор төлөвлөгдөж байсан боловч үүссэн нөхцөл байдлаас шалтгаалан өдөрлөгт оролцох бүх хүмүүсийн эрүүл мэнд, аюулгүй байдал юу юуны түрүүнд чухал учир вирусын тархалт, түүнээс урьдчилан сэргийлэх үүднээс ийнхүү цуцлах шийдвэр гаргасныг мэдэгдэж байна.
(公式サイトより引用)
https://harumatsuri.net/news/1614/

非常に残念です。新型コロナウイルスの感染防止の視点から中止になったそうです。

私は会場行ってライブ配信、モンゴル文化の紹介、モンゴル人のインタビューなど企画を立ていましたが、断念するしかないです。

皆さんもぜひ気を付けて、共にこの困難な時期を乗り越えて行きましょう。



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【写真説明】モンゴルの春祭り「ハワリンバヤル」でゲルの中に飾られたマザーライの写真を見る来訪=5月4日、東京・光が丘公園

 

 

 5月4日5日、東京の光が丘公園で開かれたモンゴルの春祭り「ハワリンバヤル」の今年のテーマは、ゴビ砂漠のクマ「マザーライ」。「モンゴルの宝物」「守ろうモンゴルにしかいない動物たち」の掛け声の下、チラシや冊子を作り、展示専用のゲル設けてマザーライの写真を飾貴重な動物の保護を訴えた。

 マザーライは、生息が確認できたのは22頭だけだという。絶滅の危機に瀕している。冊子や展示を見ると、「そんな現状をなんとかしたい」という熱意は伝わってきた。しかし、それだけで終わっている―と私には思えた。中身が薄い。物足りなさが残った。

 例えば、マザーライは、モンゴルのどこに生息しているのか。地図を展示していたが、これを見ただけでは、全くわからない。係の人に聞いたら「ゴビ砂漠の西の方、バヤンホンゴル県の辺り」と言う。冊子には「ゴビアルタイ県の一部にのみ生息」と書いてある。どっちなんだ。両方なのか。

 私が理解しているのは、マザーライは、ゴビアルタイ県とバヤンホンゴル県にまたがる中国との国境付近に生息している。モンゴル政府は、一帯を「大ゴビ特別自然保護区(A地区)」に指定し、遊牧禁止などの保護策を講じているこの特別保護区の地図を示してくれれば、一発でわかるのにと思った。ついでながら、大ゴビ特別自然保護区には、ゴビアルタイ県とホブド県にまたがるB地区もある。

 ゲルの中には、マザーライの写真が飾ってあった。特別自然保護区は、立ち入るだけでも困難な地域なので、マザーライの写真は、とても珍しいと思う。この写真は、どこのどなたが撮影したものなのか。写真は著作権がからむ。個人名を出さなくても、最低限どこから提供してもらったのか説明する必要があるのではないか

冊子には「#SAVETHEMAZAALAI」の文字が印刷してある。これは何なのか。マザーライ研究している団体なのか。保護活動団体なのか。この団体から写真を提供しもらったのか。このことを説明してほしい。

 マザーライの写真と一緒に、赤い実を付けた植物の写真もあった。係の人に聞いたら「ゴビベリー」と答えた。ゴビベリーなら、そのように表示すればいいのにと思った。ついでに、どんな植物なのか、なぜこの写真を展示したのか理由を説明してほしい。

 私は、これは「ハルマグ」(学名nitraria sibirica)ではないかと思う。ゴビに多い灌木で、果実マザーライなど野生動物の重要な食べ物になっている。ネットで調べると、ハルマグは、健康食品として注目されているようだ。ハルマグについて説明した方が、来訪者には理解しやすいのにと思った。

 ウランバートルの自然史博物館には、世界に一つだけというマザーライのはく製展示してある。はく製のそばには、灌木「ザグ」と薬草「バチューン」(学名rheum nanum)の模型を展示している。どちらもゴビでは一般的な植物だ。特にバチューンは、根にデンプンが含まれてい、マザーライがよく食べるという。模型の展示は難しそうだが、関連したものを一緒に展示するという自然史博物館手法にならって、バチューンの写真があればと思った

 私は、モンゴルについて、よく日本人と話す。そのとき、「コビ砂漠にクマがいる」と言うと、皆「へぇー」と驚く。同時に、「砂漠って何もないんでしょ。何食べて生きてるんだろう」と言われる。素朴な疑問だ。もっともだと思う。今回の展示は、だれでも抱くそんな疑問に答えているとは言い難い。

 マザーライが生息する地域には、トーロイ(学名populus diversifolia)という珍しい木がある。大ゴビ特別自然保護区を管理する環境観光省の出先事務所はゴビアルタイ県のバヤントーロイにある。この地名の由来となっている樹木だ。何もないような砂漠の中で見られる珍しい木なので、このトーロイだって、マザーライと全く同じ「モンゴルの宝物」と私は考える。

 マザーライを守るには、貴重な動物が生息できる環境そのものを守る必要があるのではないか。そう考えると、ハルマグ、バチューン、トーロイなどマザーライと関係が深い珍しい植物にも目を向けてほしかった

▽森修 もり・しゅう


1950年、仙台市生まれ。元河北新報記者。1998年、山形市で勤務していたとき、たまたま入ったバーでアルバイトしていたモンゴル人の留学生と出会う。以来、モンゴルの魅力に取りつかれ、2005年「モンゴルの日本式高校」、2012年「あんだいつまでも新モンゴル高校と日本」をそれぞれ自費出版。


白鵬伝
朝田 武藏
文藝春秋
2018-01-25


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【写真説明】ホーショールを求めて、次々と訪れる客に対応する留学生たち。看板の裏側では、小麦粉の生地にひき肉を詰めて揚げる作業に奮闘中だ=5月4日、東京・光が丘公園

 

 

 5月4日と5日、東京の光が丘公園で開かれたモンゴルの春祭り「ハワリンバヤル」に行ってきた。在日モンゴル留学生会とモンゴル好きを自称する日本人が実行委員会を組織して行う催しで、今年で19回目。私は初日を見た。2013年に続き2回目だが、とにかく人が多い。さすが東京だと思うと同時に、モンゴル人気相当なものだと、あらためて感じた。

 「モンゴルの後輩たちの奨学金になります」「モンゴルの家庭料理、ホーショールはいかがですか」

 会場の一角で、女子学生が声を張り上げウランバートルの私立校「新モンゴル小中高」の卒業生で日本の大学や高専、日本語学校で学ぶ若者たちが集まった新モンゴル留学生会テントの屋台を出していた。

ホーショールは、モンゴルの揚げ餃子といった料理。家庭料理であると同時に、ウランバートルのレストランでは必ずといっていいほどメニューに載っている定番料理だ

1個250円、2個だと450円。キャベツ、ニンジンのサラダ付きで販売していた。私は2個入りを買った。久しぶりに食べた。うまかった。

新モンゴル留学生会は、在日モンゴル留学生会とは別の組織だが、両方で活動しているもいる

新モンゴル留学生会の店は、モンゴルの後輩たちに支給する「ウラム(励み)奨学金」を稼ぐために開いた支給対象は、経済困難な生徒はもちろん、成績優秀者、数学・物理・化学のオリンピックでメダルを取った生徒、ボランティア活動に取り組んだ生徒ら。半年で20人に5000円ずつ支給する。年2回の支給なので、ハワリンバヤルの2日間で20万円を稼がなければならない。

20万円は、あくまでも益金だ。売上金から材料費や出店料など差し引かれる。1個250円のホーショールで、これだけの益金を稼ぐことはできるのか。ということで、しおりにモンゴル文字で来店者の名前を書いて販売もしていた

参加した留学生は手弁当だ。横浜国大、東京工大、桜美林大、山梨大、群馬大など首都圏はもちろん、宮崎大、高知大、香川高専、名古屋工大、信州大、新潟大、山形大、秋田大など遠隔地から参加した人も多い。旅費はすべて自分持ち。高知から東京までは、バスで12時間かかるという。飛行機や新幹線、ホテルを利用する経済的な余裕はない。宿泊は友人、知人が頼りだ。

ウラム奨学金は、高校生向けだが、これとは別に、中学生向けの「テムーレル(希望)奨学金」を出している留学生もいる。また日本留学を目指して東京の日本語学校で学ぶ後輩にフューチャーファンド」という奨学金を支給したグループもある。

彼ら留学生は日本の奨学金をもらって学んでいる。アルバイトもしている。そんな生活費の中から、後輩たちの奨学金をひねり出している。


▽森修 もり・しゅう


1950年、仙台市生まれ。元河北新報記者。1998年、山形市で勤務していたとき、たまたま入ったバーでアルバイトしていたモンゴル人の留学生と出会う。以来、モンゴルの魅力に取りつかれ、2005年「モンゴルの日本式高校」、2012年「あんだいつまでも新モンゴル高校と日本」をそれぞれ自費出版。

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△CDを聴いて独学で馬頭琴とホーミーをマスターしたダルハンチンさん。
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△モンゴル風にデザインしたTシャツを販売している。デザインがかわいい。
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△カシミヤでできたんだろうか?IMG00079_HDR
△モンゴル現地の住宅情報、日本にいるモンゴル人にとっては買える値段だわ。
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△モンゴルの民族衣装デールをきたぬいぐるみ。
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△ゲルが建てられてて、中に入るとモンゴル文字の体験とかもできる。
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△たくさんの人たちが集まってたので、なんだろうとみたらモンゴル相撲やってた。IMG00097
△モンゴル相撲の衣装、横から。
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△モンゴル相撲の衣装はやせ細い体には合わない、ちょっとデブっている人かっこよく見える。
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△モンゴル相撲は土俵がないため、どこでも気軽いできる。
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△せっかく撮ったのに、かんじんのモンゴル力士がとれなかった。残念。IMG00008_HDR
△祭りといえばやっぱり屋台でしょう。人が多い。IMG00009_HDR
△大好きなホーショールとボーズを買ってたべた。IMG00076_HDR
△メインステージがあそこ。

毎度、編集長のタケシです。
久しぶりにハワリンバヤルに行ってきました。
偶然にも、何ねんも会ってない知り合いに会えていろいろ話ができました。

昔に比べて、あまり盛り上がってないきがしますが、出店している屋台は増えた感じがします。

明日までやっているので、東京から近い方はぜひ行ってみてください。

△モンゴル人留学生によりファッションショーの映像です。ぜひ、タケシの↑↑↑動画チャンネルも登録してね。



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【写真 曠丱筌鵐曠鵐乾觚の大ゴビ特別自然保護区の近くで家畜に水を飲ませる遊牧民の男の子

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【写真◆枡段娘然保護区にあるシャルフスの避難小屋付近から見た風景。何もないような大平原動物が躍動する世界だ。保護区の外では遊牧民も生活している

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【写真】バヤンホンゴル県の大ゴビ特別自然保護区を示す看板。車止めや柵などはな

 

 

 ゴビ砂漠のクマ「マザーライ」の調査は、ゴビアルタイ県とバヤンホンゴル県にまたがる大ゴビ特別自然保護区(A地区)の避難小屋に4泊して終わった。

ウランバートルに戻るため、シャルフス山ろくの小屋を出発し、2時間ぐらい車を走らせると、保護区であることを示す看板が立っていた。車止めや柵などはない。その気になれば、勝手に出入りできそうだ。しかし、保護区に立ち入るには許可が必要だ道なき道を進むため、現地の事情に詳しい管理事務所の職員に案内してもらわなければ危険だからだ

 保護区の外に出ると、間もなくラクダの群れに出会った。冬毛を刈り取ったばかりのようで、ラクダ色というよりは、グレーとピンクの混じったような色をしていた。モンゴル語でラクダは、家畜の場合は「テーメー」、野生のものは「ハブトガイ」と区別している。裸にされたラクダは家畜の方だ。

 さらに車を走らせると、ヒツジとヤギの群れに出会った。丘の上の方から群れが現れ、道をふさぐように横断し、やがて動きが止まった。何をしているのかと思い、車を降りて近づいてみると、10歳ぐらいの男の子が二人、家畜に水を飲ませていた。深さ2メートルもないぐらいの井戸があり、男の子は、棒の先に細長い袋状の容器を付けた道具で水をくみ上げる。重労働に見える。しかし元気だ。家畜の群れは、水を飲むと、また丘の上に戻って行った。

 井戸からさらに車を走らせると、ゲルを撤去したような跡が現れた。円形の石積みの囲いがあり、足跡がいっぱい付いていた。遊牧民は季節ごとに移動するが、放浪の旅をするわけでなく、季節ごとにゲルを組み立てる場所は決まっているという。ここは冬季で、先ほどの家畜の群れが戻って行った方向にゲルてる場所があるのかもしれない。

 東京・光が丘公園で開かれるハワリンバヤル(春祭り)は今年、「モンゴルの宝物マザーライ」をテーマにしている。チラシには「守ろうモンゴルにしかいない動物たち」と書いてある。マザーライは確かに貴重な動物だ。守らなければならない。しかし、モンゴルの宝物は、ほかにもあるのではないか

 野生のラクダ・ハブトガイだって宝物だと思う。家畜のラクダ・テーメーは珍しくはない。世界中の動物園にラクダはいる。しかし、ハブトガイを飼育している動物園はあるのだろうか。ハブトガイはテーメーが野生化したのではない。もともとの野生種だと言われる。犬と狼の違いに似ているのかもしれないしかし、モンゴル人でも、ハブトガイを知らない人は結構いる。ハブトガイについて、もっと理解を深めたい。

 昨年11月、NHKBS「ワイルドライフ」はスフバートル県のマヌルネコを特集した。この野生ネコは、昨年4月の総合テレビ「ターウィンが来た」でも取り上げられた猫は珍しくはないが、野生となると話は別なのではないか

 モンゴルには大型猫ユキヒョウ(イルベス)もいる。NHKは2015年8月、ホブド県のユキヒョウを特集していた。ユキヒョウやマヌルネコを取り上げるなら、マザーライやハブトガイも取材してほしい。

 私は、ハリネズミ「ザラー」に興味があり、ウランバートルのペットショップで売られているのを見たこともある。ガンダン寺の参道にある土産物店でザラーの毛皮が売られている。モンゴルでは厄除けとしてゲルの入口に飾ったりするそうだわが家では、ガラス容器に入れ、本棚に飾っている。ザラーの毛皮を土産物として販売することについては議論があるかもしれない。それを一つ置いて、野生のザラーについて、もっと知りたい

植物も珍しいものある。マザーライが生息するゴビには、トーロイという木ある。トーロイもモンゴルの宝物ではないのかもちろん私が知らない宝物もあると思う。

(マザーライについて詳しくは拙著「あんだいつまでも新モンゴル高校と日本」第5章「ゴビ砂漠のクマ」をご覧ください)

 

▽森修 もり・しゅう


1950年、仙台市生まれ。元河北新報記者。1998年、山形市で勤務していたとき、たまたま入ったバーでアルバイトしていたモンゴル人の留学生と出会う。以来、モンゴルの魅力に取りつかれ、2005年「モンゴルの日本式高校」、2012年「あんだいつまでも新モンゴル高校と日本」をそれぞれ自費出版。


モンゴル大草原800年 (福音館の単行本)
イチンノロブ・ガンバートル
福音館書店
2018-07-04


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