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モンゴル関連のおすすめのDVDを観賞したので、紹介させて頂きます。


BBC制作の『チンギス・ハーン』です。

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諸部族を統一し、遊牧民族を統制のとれた戦闘組織へ変貌させ、国家を築く真実のチンギスハーンに迫ったDVDです。


映画ではなくドキュメンタリータッチで進行し、チンギスハーンの生涯についてわかりやすく理解出来ます。


中国やペルシャの証言に加え、元朝秘史に沿って語り手によって解説されています。

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引用・・・

テムジン(チンギスハーン)は、「本当の強さは自分自身でつくるものだ」「戦で勝利する兵士の強さは出自とは関係ない」とし、実力と忠誠心を重視して低い身分のものも臣下とした。

一方、ジャムカは家格の高いものこそ臣下たるべきと信じていた。


テムジンとジャムカの確執が広がるなかで、シャーマンが二人の決別を決定づける予言をした。

古来から、それほどまでにシャーマンの言うことが重要で信じられていたのかと驚きました。



気になった箇所を一部抜粋して記載させて頂きます。


チンギスハンは難攻不落の要塞北京を攻める際、たちふさがる高さ12メートル長さ30キロの壁の攻略として「疾風のごとく攻めてきたが狼のように賢く、攻め入る前に”待つ”という単純な作戦」をとったそうです。

野営をはり、街への供給品を絶たせることで、長城の内側北京の街は監獄となり、人肉を貪る者も出るほど飢餓状態となり何千もの人間が餓死したそうです。


この作戦は、相手を飢餓状態にするだけでなく、自分たちが供給物を楽しむという一石二鳥の作戦と言えます。


また、兵士は皆、絹の下着を身につけていたそうです。
絹を身につけることで、矢が貫通しても矢を抜きやすく傷も浅くて済むそうです。



ペルシャ征服の後、さらに西へ部隊を送り込み、モンゴル帝国は、アレキサンダー大王の4倍、ローマ帝国の2倍の規模でした。

チンギスの死後、数年で帝国を2倍にし、ロシア、ポーランド、ハンガリーを征服し、ウィーン進軍の途中にオゴデイが死んだため、ヨーロッパは死を逃れました。



「死の床で天命を成就していない」と語ったチンギスハンの目標は「世界征服」だったと言われています。


現在でも、墓石も霊廟も征服の記念碑もなくチンギスの墓は見つかっていません。




『DVDチンギス・ハーン』は、50分程度の映像で長過ぎず、わかりやすいおすすめのDVDだと感じました。