モンゴル情報クローズアップ!

モンゴルの文化、ビジネス、投資、観光、最新話題など幅広い情報をお届けします。(通称:モンゴルなう)

タグ:シャーマン

top

「シャーマンの世界」は、シャーマンとは何か!?に始まり、現代とシャーマニズムに渡るまで様々なシャーマンについての内容が記載されている本です。


2

豊富な写真や挿し絵などで楽しく読めるので、小難しくなく、わかりやすい解説書になっています。

シャーマン的観念は非常に微妙なものであり理解に際しては、翻訳が誤解を生むとのことで一概には説明出来ませんが、この本では、歴史や宗教との関連、シャーマンの種類など、様々な角度からシャーマンの側面が記載されています。


シャーマンを簡単に説明すると、シャーマンは医師であり、祭司であり、ソーシャルワーカーであり、霊能者でもあるとのことです。


自らのコントロールの元に、魂を異界にとばし、普通の人々には見えにくい霊と交渉することで、この世の様々な問題を解決する人々のことを言います。

3

本の中には、「スターウォーズは古いシャーマン的テーマの現代版と言え、シャーマン的戦いを非常によく反映している。」などのシャーマンの側面の記述もあり、楽しく読めます。

特にしっくりきたのは、「シャーマンの力とは何か」の項目の「場所の力」という記述でした。

シャーマンは天を崇拝することから、自然環境が豊かな場所が必要とされています。

力が集まると言われるアリゾナ砂漠やネイティブアメリカンが考える「神が立ち止まった場所」に立ち、健康と祝福を得よう。という月も星も風も神とともにあるという観念に通ずるとも感じました。

4


モンゴル、シベリアのシャーマンはもちろん、エスキモーのシャーマンやアマゾンシャーマニズムとの違いなどについても書かれています。


シャーマンという言葉は、キリスト教がそれほど狂信的でない時代に、ロシア正教の祭司によって持ち込まれ、シャーマンを神ではなく悪魔に仕える宗教者と見たそうです。


モンゴルやシベリアは古くからシャーマンが力を持つ地域で、シャーマニズムと言うとき、厳密にはシベリアとモンゴルの宗教を指すと言えるそうです。




この本は、単にモンゴルに興味のある人はもちろん、伝統や土地、霊と魂、宇宙などとの関連性も書かれているので、スピリチュアルに興味のある方にもおすすめです。


「シャーマンの世界」は、シャーマンについて幅広く取り扱いながら、浅過ぎず、初めて「シャーマン」という言葉を聞く人にも、詳しい人にも楽しめる1冊だと感じました。



まんじ
▲モンゴルのラッパーのこの卍(まんじ)記号が問題なのか?


毎度、編集長のタケシです。

非常に愚かな事件が起きました、これにはひとこと言わせてください。

AFPニュースの記事によると、モンゴルの有名ラッパーKhar Sarnaiのアムラーさんが、「まんじ」の記号が入った衣装でパフォーマンスをしたことで、ロシア外交官に殴打され、意識不明になったそうです。

モンゴルの有名ラッパー、ロシア外交官から暴行か
http://www.afpbb.com/articles/-/3110103?pid=18524669

2016年12月03日 20:50 発信地:ウランバートル/モンゴル

そもそも、まんじマークとナチスマークの違いとは?

1.まんじとは?

卍(まんじ)とは、ヒンドゥー教や仏教で用いられる吉祥の印であるとともに、日本では仏教を象徴する記号としてよく知られ、漢字であり家紋でもある。(wikipediaより)
 
まんじには、左卍と右卐があり、日本では左卍が多く見られます。
 
  まんじ 根津神社
▲根津神社にある卍

Swastika
▲浅草寺にある卍 (写真 wikipedia)


2.ナチスとは?

ナチス ヒトラー
▲ナチスに関しては情報たくさんあるのでここでは省略します。

2.モンゴルにおけるまんじの存在とは?

シャーマン まんじ1
▲シャーマンの言葉を翻訳する方と思われる、服に卍

シャーマン まんじ2
▲シャーマンの太鼓にも卍

モンゴルはチベット由来の仏教を信奉している人が多い。モンゴル人にとって、卍は幸運の象徴であります。


▲Har Sarnai Amaraa - Turiin Duulal 

アムラーさんの動画はYouTubeでもたくさんUPされています。今回の衣装はこの動画の衣装と同じかどうかは分かりません、まんじ(卍)はモンゴルの仏教と深く関連しており、ナチスドイツが世間に知らせる前、はるか昔から使われいます。 

外交官にいたる人間は、特に他国の文化や風習を尊重するべきです。二度と同じようなことが起きないためにロシア側にきちんと処分とモンゴル国民謝って欲しいところです。

ダライラム モンゴルを訪問の様子(写真)
http://mongol.blog.jp/2016/11/20/51916379 
 
仏教寺院のシンボル「卍」を日本地図から削除することに反対します!

2016-09-04-15-20-08
↑真中にいるのはモンゴル陸連の会長です。ど偉い方です。

毎度、編集長のタケシです。
一昨日、モンゴルから帰って来ました。

今回は、アイドルユニットでんぱ組.inc相沢梨紗さんと成瀬瑛美さん及びその他の関係者と一緒にモンゴル行きました。行く前にはセキュリティーの問題もあり、さすがに情報公開できませんでした。

モンゴル国際草原マラソン20周年ということで、富士山マラソンのアンバサダーに就任しているでんぱ組のお二人が招待されました。そして、今回の草原マラソン(21Km)優勝者男女2名の選手が、11月の富士山マラソンに派遣されるということでした。相沢梨紗さんと成瀬瑛美さんから優勝賞が贈呈されました。


でんぱ組に関するニュース記事一覧です。

▲でんぱ組の成瀬瑛美がシャーマンのお告げに喜ぶ
[2016年9月4日9時25分]

▲でんぱ組の相沢梨紗、成瀬瑛美が賞品のラクダに驚く
[2016年9月5日9時52分]

▲でんぱ組・相沢梨紗&成瀬瑛美、モンゴルの民族衣装を着たり動物に囲まれたり ファン「でんぱどうでしょう」

2016-09-04-16-47-11
草原マラソン100kmで優勝したのは日本人の大道さん。朝5:30出発したそうです。途中でたくさんの羊や馬を見た。生きて帰れるかなと思った。というコメントが衝撃でした。
 
2016-09-04-15-24-30
モンゴル草原マラソンで男女それぞれ(21KM)優勝したのはこの2人です。なんとリオオリンピックにも出場された方です。早速、私も一緒に記念写真を撮りました。

 スポンサーや関係者の事情で写真はこれ以上公開できません、興味ある方はぜひでんぱ組のTwitterをチェックしてみてください。



 

ブログネタ
夢追い人になる に参加中!
モンゴル宗教1

もんごるレポート2006 モンゴルの宗教について −シャーマニズム−

4年生ムンフバートル・アマルジャルガル
宗教は昔から伝えられてきたものです。モンゴルでは昔から仏教とシャーマニズムを信仰しています。私はシャーマニズムについて書こうと思います。シャーマンの特徴は精霊を呼び出したり、のろいを解いたりすることです。モンゴルのシャーマニズムは白と黒に分かれています。白いほうは病人を治して魂を呼び出したりします。黒いほうは呪いをかけたりすることをします。モンゴル人は実はシャーマニズムがあまり好きではありません。なぜならば昔から仏教を信仰している人も多いからです。先祖は仏教を信じていました。モンゴルではシャーマニズムを熱心に信仰している人々がフブスグルに住んでいます。シャーマニズムの主な特徴は先祖の魂と交信することです。父方の魂が主です。シャーマンは男性はザイラといい、女性はウダガンと言います。シャーマンはシャーマンの家系に生まれます。現在はお金のためにうそを言うにせもののシャーマンが大勢います。病気で心配している人を幸せにしているシャーマンもいます。病人を治すために色々なことをします。ですから、今でもシャーマニズムを信仰している人がたくさんいます。

モンゴル宗教2
 
シャーマンについて
シャーマンになる人は話が上手で賢くなければなりません。シャーマニズムには詩で歌をよくうたいます。仏教のような経典がないのはシャーマニズムの特徴と思います。シャーマンは特別な格好をします。例えばデール、帽子、ゲツ、鞭などを特別に作ります。シャーマンは3種類のデールを着ています。どんな時に着るかというと、精霊を呼び出す時に着るデールと、精霊を呼び出した後に着るデールがあります。そして、精霊を呼び出す時には帽子もかぶります。シャーマンは親の魂と交信します。シャーマンには特別な習慣があります。
1.オボー祭り
2.霊魂について
3.北斗七星祭り
 
オボー祭り
モンゴル人は昔からオボー祭りをしてきました。オボー祭りと言うのは、オボーを崇拝することです。オボー祭りの時には空と神様に供物を捧げます。オボー祭りの時には人々は神様に心配事、祈り、病気の治癒などいろいろなことについて祈ります。オボーの上に人々が置くものはハダグ、お酒、食べ物などがあります。モンゴル人はハダグという絹を尊敬してきました。オボーと言うのは石をたくさん積み上げたものです。オボーを通り過ぎる時に1つ小石を置きます。オボーは小さい小石が積み上げられてできたものです。オボーの近くで悪い言葉を言ってはいけません。もし悪いことを言ったら、何か悪いことが起こると考えられています。私が子供の頃、父にオボーを通り過ぎるときには必ず小石を積み上げなさいと習いました。オボー祭りの時に雨がふらなかったら、シャーマンはオボーの神様に祈りを捧げて雨を降らせます。オボーを崇拝すると神様が喜ぶと言われています。
 
霊魂について
霊魂というのは、私たちの体にあるものです。霊魂が抜けている人、霊魂が遠くにある人は早死にすると言われています。人の霊魂は特別なものです。シャーマンは霊魂がなくなりそうな人の魂を呼び出すことができます。霊魂は人が眠る時には体から出て、そして怖いときには体から抜け出てしまうといいます。人の霊魂は死ぬまで身体の中にありますが、死ぬと体から霊魂が抜けるそうです。霊魂が抜けてしまった人は病気になったり、仕事がうまくいかなかったりするそうです。私たちは霊魂が体から抜けてしまわないようにしなければなりません。死ぬと霊魂は天に昇るそうです。

モンゴル宗教3

精霊を呼び出す
シャーマンの最もユニークな特徴は精霊を呼び出すことです。精霊を呼び出すというのはモンゴル語で「オンゴット・ドーダハ」と言います。精霊を呼び出すというのは昔から伝えられてきた習慣です。精霊を呼び出す時に、シャーマンは初めにデールを来て、帽子を被って、鞭を手に持ちます。精霊を呼び出すのに時間がかかることもあれば、かからないこともあります。先祖の魂を呼び出すことができます。先祖の魂がおりてきて、精霊を呼び出すシャーマンを手伝います。精霊がシャーマンに憑依すると、シャーマンの声が変わり、精神も変わります。そして、お酒を飲んだり、たばこを吸ったり、ミルクを飲んだりします。また、精霊が憑依した後で針を飲み込んだり、火をなめたり、熱した鉄を舌でなめるなどのことをするシャーマンもいます。そして、シャーマンは未来について話したり、病気の人の身体の悪いところにつばを吐いたりして治療をします。このシャーマンのつばを浴びることはいいことだと言われています。そして、背中を3回鞭でたたきます。鞭で背中を打つと悪いことが体から出ると言います。精霊は力強くなるために、お酒をたくさん飲みます。
シャーマンのデール

シャーマンのデールはモンゴル民族のデールとちょっと違います。特徴はシャーマンのデールは悪いことから守ることです。例えば鳥の羽、宝石などがついています。デールは色々な布で作られています。シャーマンのデールには帯がありません。ボタンがあります。シャーマンはデールと帽子をとても大切にしています。私はシャーマンのデールを見たことがあります。私の見たシャーマンのデールは濃い青です。
 
シャーマンについて
モンゴルの学者はモンゴルのシャーマンは他の国のシャーマンとかなり違うと話しています。シャーマニズムはチンギスハーンの時に栄えたと言われています。チンギスハーンは精霊を呼び出していたと言われています。モンゴル人はシャーマンが呪いをかけてしまうことがあるので、あまり好きではありません。現在人々はシャーマンに頼んでたくさん呪いをかけています。呪いをかけられた人は呪いを解くためにシャーマンに頼みます。呪いを解くためにお坊さんに頼んでお経をあげてもらうこともあります。シャーマンになるために精霊を呼び出したり、儀式を習ったりと様々な秩序があります。精霊というのは霊魂の生き返った姿です。匈奴時代からモンゴル人がシャーマニズムを信仰してきたというのは発掘物などからして明らかです。最近のモンゴル人はシャーマニズムと聞くと悪いことを連想します。でも、実はこれはあまり悪い宗教ではありません。 

出典・転載元
板橋区公式ホームページ
もんごるレポート2006 モンゴルの宗教について (1)
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/005/005863.html
公開日:平成20年4月1日

(この記事は板橋区の許可を得て転載しております。) 
もんごるレポート2006 モンゴルの宗教について (2)



↑このページのトップヘ