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モンゴルの文化、ビジネス、投資、観光、最新話題など幅広い情報をお届けします。(通称:モンゴルなう)

カテゴリ: モンゴル・関係

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毎度、編集長のタケシです。
昨日友人とモンゴル料理を食べながら話してたら、友人からモンゴルに関する質問を受けて、それを答えたらとアイディアを出してくれた。それで、早速「教えてタケシ編集長」という新コーナーを始めることになりました。

モンゴルの文化、経済、旅行などどんな質問でもいいので分からないのあればぜひこちらの記事でコメントして聞いてください。
できるだけ全ての質問に答えるようにしたいと思っていますが、答えられない時もあるかと思うのでご了承ください。

今後は、その質問に対して新しい記事としてどんどん更新していくので、質問欄ではなく新規記事に注目してくださいね。 
 
賢人たちからの運命を変える質問
マツダ ミヒロ
かんき出版
2014-12-17

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イギリスの高級紙、"The Economist"にて、"Why the Japanese are no longer on top in sumo wrestling(なぜ日本人は相撲のトップになれないのか)"という記事を書いています。日本の相撲とモンゴル人力士について言及があるので、紹介したいと思います。モンゴル人とよく議論になるネタですので、お勉強がてらに。


以下、拙訳:

約3世紀以上にわたって、相撲というスポーツは日本人力士のみによって行われきた。タケミカヅチによって勝利された重要な相撲の取り組みは、日本建国神話の一部となっているぐらいである。

しかし、現在の日本人相撲ファンは、1月場所に第33回天皇杯を持ち去ったモンゴル人力士の白鵬にような外国人力士の相撲の独壇場に慣れきってしまっている(土俵で日本人力士を土につかせただけでなく、伝説の力士とされる大鵬の前人未到の大記録を破った)。少数の人々のみがそれを残念な結果として説明した。

大相撲が行われる唯一の場所である日本の26カ所の内、10人が日本人でない外国人力士で、そのうち7人はモンゴル人であった。日本で年6回行われる大相撲のうち1回だけ日本人力士が優勝したの最後の年は2006年であった。(※2006年1月場所の大関栃東大裕)
 
なぜ日本人は相撲でトップになれないのか?

もし、43の相撲部屋が外国人、「ガイジン」をただの一人でも受け入れことを規制しないとしたら、さらに多くの外国人相撲力士が増えるかもしれないし、さらにほぼトップまでもそうなるかもしれない。

相撲親方の中には始めから 外国人力士が日本国籍を取得することを奨励することによって、規制を回避しようとしている人もいる。日本国外に出生した者すべてに対し外国人規制に適応した2010年の決定に後で合わせるための戦術であった。

相撲愛好家は、相撲の品格が重要であり、外国人は日本語や日本文化すぐに身につける必要があると主張している。「私が土俵に上がった時、全身に日本の精神がやどります」横綱白鵬は勝利後すぐにそう答えた。

多くの観戦者は偉大な故・大鵬親方自身がウクライナの父親を持っていたことを指摘している。しかし、それでもなお、外国人の長い連勝と日本人横綱の復活の不在に関する反省が続くばかりである。
 
この主な理由は、相撲力士になるために入門する日本人の少年数が急激に減ってきていることだ。日本の急速な人口減少から起因する労働力不足は相撲でかなり反映されていると言える。典型的な大成功を収める数世紀前の入門者は、遠い田舎から大家族の中から貧しくてハングリーな若手であった。

現在では家族は小さくなり豊かになった。外国人は、厳しい生活の背景を持つ貧しい国の出身傾向があり、彼らはそれが勝つために必要なものを持っていることを証明した。 (モンゴル人ははるかに頻繁に足技を使ううものの)勝つための強い気概を持っている彼らは、日本人と同じ相撲の技術を採用する。

しかし、さらに彼らは耐えるべき過酷な稽古と厳格な階級という厳しい生活を見出す。有名な親方である大島親方は、1992年に彼の部屋(大島部屋)に6人のモンゴル人を募集すると、最終的には逃げなかった6人目は逃げた2人に留まるよう説得したが、6人のうち5人のモンゴル人はすぐに逃げようとした。
 
相撲はその文化を適切に近代化することを拒否したものの、相撲自体が日本の若者への求心力を低下させてしまったことに対して、多くの責任を取る必要がある。

特に日本人の両親は彼らの息子たちが相撲に入門させたくないという思いがある。少し前に、17歳の新弟子は、ビール瓶や野球バットで彼の相撲部屋の先輩に殴られて死亡した。(※時津風部屋力士暴行死事件)

「ヤクザ」という暴力団との違法な賭けの取組を形成していた力士が捕まるという2010年の賭博不祥事、また翌年八百長事件も相まって、さらに相撲の地位を大きく貶めることになった。

相撲の深く保守的な統治体である日本相撲協会は、今日に至るまで変化を拒んでいる。昨年、相撲の危機を認識して、日本政府は相撲に外部の専門家を招聘し協会の法的な立場を変更し、各相撲部屋の権限をより与えるようにした。しかし、このような変化が戻って土俵に日本人横綱を戻してくれるぐらい大胆な変化となるか否かは不明なままである。


〜まとめ〜

たしかに、反社会勢力とのつながりやリンチ事件などの閉鎖性を見てしまうと、「親御さんからしたら相撲部屋なんか入れさせたくない」というのは残念ながら事実かと思えました。 さらに人口減もあり、日本人のスポーツエリートがサッカーや野球などの他のスポーツに流れてしまっているという事実もあり、さらに日本人から横綱が出にくくなっていると思います。

閉鎖的な日本相撲協会をどう変革させるか?ここにかかっているかと思います。 

(前編はここ

Sain baina uu? Юу хийж байна вэ? 你们好。在干什么呢?

前編からだいぶ時間があいてしまいました。エレンホトはモンゴル領事館もあったり、中国物資を手に入れる貿易の場所(内モンゴル人は「国際地方都市」と言っています!)なので、非常に奥が深いです。モンゴルだけれども中国になってしまったけど、田舎らしさが残る短期で滞在すると結構面白い町でもあります。

後編を書こうと思います。

前編では
(1)「交通・国際列車」
(2)「交通・バスによる国境越え 」

でしたが、後編では
(3)「エレンホト・ウォーカー 的な町の地図」
(4)「エレンホトのオススメのホテル・飯屋」
(5)「中国でもFacebookやGmailを使えるようにする方法」
(6)「中国共産党鉄道部の仕打」
を書こうと思います。
特に、(5)はモンゴルで当たり前に使えるサイトを中国でも見れるためのテクニックですので、必見かと思われます。
(3)「エレンホト・ウォーカー 的な町の地図」
エレンホトの地図は以下となります。ちなみに、地図はGoogle Mapでなく、百度(バイドゥ)の地図(
百度地图)を使いました。中国の地図を見る場合、Google Mapよりも百度の方が精度がいいです。在二連浩特モンゴル領事館は、Google Mapに載っていませんでした。

参考:百度地图  検索欄に「二连浩特」と入れるとエレンに行けます。

百度の地図をペタペタ貼って、全体地図をかなり粗いですが作ってみました。北側がモンゴル、南側が北京となります。

二連全体マップ保存版



ちなみにエレンは小さな町なので、この基本的にタクシーは6元ぐらいとなります。しかし、うっかり「多少钱?(いくらですか?)」と聞いてしまうと、「10元だ」「14元だ」とふっかけられます。これは、モンゴルでも同じなのですが・・・。相場をあらかじめつかんでおく必要があると思います。

(4)「エレンホトのオススメのホテル・飯屋」
上のエレンホトの地図を参考に、地図の簡素板を作成してみました。"World Walker Ereen Khot"みたいに。左側がモンゴル側(北)、右側が北京側(南)となります。

スライド1
スライド2




●交通機関・行政機関
 ・售票处(Shou chu piao):チケットセンター
 ・"二连国际汽车站:エレン国際バスステーション
 ・蒙古国驻二连浩特领事馆(menggǔ guo zhu erlianhaote lǐngshiguǎn):モンゴル国在エレンホト領事館

●ホテル(酒店・宾馆と書かれたもの)
 ・白云宾馆:小さなホテルでWi-Fi対応。おばさんが優しいいい人。

●食堂 (饭店)
・永和豆漿:台湾の有名チェーン店がなんどこの辺境の町にもありました!しかしメニューはすべて中国語なので、うっかりすると違うのが出てくることがあります・・・。
※モンゴル料理は「蒙餐」と書きます。メニューは「 菜单」と書きます。

●マッサージ・銭湯
・泡泡足浴:日本式全身マッサージ60分で100元。指圧に力がある西安出身の33歳のおねーさんがしっかりやってくれて、国際列車の疲れを取ることができました。上手です。足の裏をぐりぐりやるのがくすぐったく痛くて気持ちよいという感じでよかったです。
・康霸洗浴: そんなに綺麗ではないのであんまりオススメできません・・・。シャワーを浴びて、体を洗うサービスで14元でしたが。地元の人もよく来ていてシャワーだけだとかなり安いみたいです。

●その他
・モンゴルの携帯電話が結構通じちゃうエリア:バスステーションの北側から通じます。

〜以下ギャラリー〜
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↑駅降りると結構しつこい客引きがたくさんいるので、気を付けましょう。一人、日本語で声をかけてきた内モンゴル人の客引きがいてびっくりしました(笑)

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↑内モンゴル人のBさんの紹介で泊まったおすすめの安宿、白云宾馆。一泊80元(約1,600円ぐらい)で、Wi-Fiが普通に使える。隣は如意とかいうホテル。

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↑台湾の有名なフードチェーンである永和豆漿がエレンにもあった!綺麗なお店で、種類も豊富でとても満足度が高いです。しかし、メニューはすべて中国語です・・・。しかしながら、写真プレートがあるので、指をさせばいけるかもしれません。でもやっぱり中国語ができないと何も頼めません。私は好物である牛肉面を頼みました。

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↑内モンゴルのボーズ。日本留学経験のある内モンゴル人のMさんと、満州族で祖父が日本語しゃべれるというBさんと内モンゴルの料理を食べる。ボーズが小籠包的な感じ。昼間から白酒を飲んでしまいました・・・w。

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↑エレンのモンゴル側の郊外にある在エレン・モンゴル領事館。営業時間は月曜日から金曜日まで、9:00-13:00、14:00-18:00までやっているそうです。この辺りはモビコムの携帯電話がちゃんと入ります。さすが。


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↑マッサージ屋。ちゃんとモンゴル語の表記もあります。怪しそうですが、至って健全店です(笑)力強くマッサージをしてくれたので、疲れを取ることができました。日式マッサージで60分100元。

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↑公衆浴場的なところ。モンゴル人は人の前で裸になるのは無いらしいですが、ここでは普通に日本の銭湯みたいに裸でシャワーを浴びていました。湯船はありません。

(5)「中国でもFacebookやGmailを使えるようにする方法」 
中国では、モンゴルで使用が可能なWebサービス・アプリケーションが使えない場面に多々出くわします。私も中国に行って、仕事のGmailを確認しようとしたら、本当に見れませんでした。もちろん、無事着いたことをモンゴル人や日本人に連絡しようとFacebookを開こうとしてもだめでした。

以下、個人的にスライドを作成してみました。実際エレンでで見れなかったサイト・アプリをまとめ、さらに代替となる中国地場のサービスを記載してみました。
スライド1


しかし、VPNを使うことで、中国にいてもFacebookやGmailを使用することは可能です。
そもそもVPNとは何か?というと「共有ネットワーク上にプライベートネットワークを構築すること,またはそのための技術です。 仮想的な専用線のように利用できることから,Virtual(仮想的)なPrivate Network(専用線)と呼ばれます」とのことです。簡単に言うと暗号キーを使って個人的なプライベートな線を使う感じです。
VPNはNTTコミュニケーションズなど月額料金で契約をするところもあれば、無料で使うことができるものがあります。
今回紹介したいのが、無料で使えるVPNサービスとして有名な、筑波大学の「VPN Gate」です。

VPN Gate

↑「外国政府の検閲用ファイアウォールを超えて、世界中の知識に自由にアクセス」というロックなフレーズ(笑)

もちろん、この筑波大学のVPN Gateは抜け目ない中国当局の監視もあって中国では閲覧不可ですが、あらかじめメールでミラーサイトのURLを受ける取ることが可能です。まずは、メールが受け取れるようにこの「VPN Gate ミラーサイト URL メール配信サービス」に登録する必要がありますが、注意点はGmailは中国当局の検閲で見れないので、YahooメールかHotmailで登録しておくことをおすすめします。


リンク:
VPN Gate ミラーサイト URL メール配信サービス

VPNGate Mirror URLs
↑これにある"Daily mirror URL"をVPNアドレスとして張り付けて、毎回毎回設定する必要があります・・・面倒ですが、無料なので仕方ないです。

「そして、VPNってどうやって設定するの?」と疑問があって、ネットワークスペシャリストでもないとできない敷居が高そうなものに見えますが、そんなこと全くないです。とても簡単です。

設定の仕方については以下にわかりやすくまとめられています。いったん、日本かモンゴルで設定のテストをしておくことをお勧めします。

リンク:VPN Gate 公開 VPN 中継サーバーへの接続方法
VPN Gate に接続するための方法は、OS によって異なります。お使いの OS の種類を選択してください。 
対応 VPN プロトコル: SoftEther VPN (推奨), L2TP/IPsec, OpenVPN, MS-SSTP
対応 VPN プロトコル: L2TP/IPsec (推奨), OpenVPN
対応 VPN プロトコル: L2TP/IPsec (推奨), OpenVPN
対応 VPN プロトコル: L2TP/IPsec (推奨), OpenVPN
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↑エレンのホテルでFacebookやGmailを無事に見ることができました・・・。

しかし、日本にいる家族にSkypeのクレジット通話をしようとしたらダメでした。日本の家族の声が聞こえるのですが、私の声が届きませんでした。ちなみに、Skypeクレジット通話を会社のモンゴルの固定電話の番号にやって、片方だけ聞こえるだけだったり雑音が入って断線したりしてできませんでした。

 
(6)「中国共産党鉄道部の仕打」
当初エレンからウランバートルへ国際列車で帰ろうと思っていたのですが、鉄道職員にダメと言われてチケットを無駄にしていまいました・・・・。その経緯を書こうと思います。

まず、エレンでウランバートル行きのチケットを買うのですが、そのチケット売り場がどうしようもないぐらいわかりにくく、営業時間も「お前やる気あるのか??」という短いひどいものになっています。

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↑国際列車の売り場(Ticket Office)。やっているのか、やっていないのかわかりにくい・・・・需要が無いってことなんでしょうか。

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↑営業時間を見てびっくり。月曜日・火曜日、金曜日、土曜日の午前9:00~11:30、午後2:30~3:20というとんでもない時間設定です・・・(笑)やる気あんの?と。油断すると立ち往生することになります。

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↑午後、たったの一時間しかないので、急いで手に入れましょう。しかし、みんな並ばない(笑)

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↑ザミンウード行きのチケットは41元だそうです。
国際列車チケット
↑購入したモンゴル・ウランバートル行きの国際列車のチケット。たしか66元(約1,300円)ぐらい・・・。

エレンホトから ウランバートルに戻る際、鉄道に乗るのに気を付けるべきポイントは「出発の1時間以上前には必ず駅にいること!!」です。

私は日本の電車の感覚で、出発15分前ぐらいに駅について乗ろうとしたら、強面の共産党の鉄道部の職員(工作员)にダメだと中国語でまくしたてられました。チケットを見せても、「ダメだ」という一点張り。他のモンゴル人らしき人たちも「なんでダメなんだ!」と抗議していましたが、無慈悲にも扉を閉められて「もう入ってくるな!!」という感じで駅の扉を閉めてしまいました・・・・。モンゴル人も途方に暮れていた感じでした。日本の旧国鉄でもここまでひどくないでしょう・・・。
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↑ENTRANCEが無情にも閉められていた・・・・。横の職員用入口も閉められた・・・・。

モンゴル語も全然通じないので、若手の鉄道職員に英語でなんでだめなんですか?と聞いてみたら、その若手の鉄道職員は気取ったクイーンズ・イングリッシュ的な英語で"You should have come here 40 minutes earlier before leaving because we have to check baggage claim. That's all.(手荷物検査があるんだから、お前は出発40分前に来るべきだったんだよ。以上。)" と応えてくれました(笑)
ある意味、共産党的なサービス精神も無い仕打ちでした。


※エレンホト事情
郊外には立派なマンションが並んでいて、なんか日本の新興住宅地みたいな雰囲気でした。
バブル的で発展している感がしたのですが、内モンゴル人の人曰く、「あれらのマンションは全然人が入っていないよ」とのことでした。 資源開発などが過剰に進み、マンションもゴーストタウン化しているとのことでした。何か、オルドスと同じ轍を辿っている感じがします・・・。
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↑日本留学経験者である内モンゴル人のMさん曰く「全然入ってないよ」と・・・。

あと、モンゴル人にエレンというか中国に行くというと、やたら心配されました。「日本人が血まみれになるぐらいボコボコにされた」「人身売買がやばい」などいろいろなことを言われました。しかし、実際にエレンや北京も夜はウランバートルよりも安全なんじゃないかと思えたほどです(中国共産党の監視が強すぎるのもありますが・・・)。モンゴル人にとって、「魔界村」 みたいな邪悪な場所と言うイメージがあるようです・・・。

魔界村
 ↑魔界村・・・・。

しかし、エレンは「恐竜公園」があるぐらいで、化石もたくさん発掘されている場所です。恐竜マニアにはたまらない場所だと思います。
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また、とんでもなくでかい 風力発電もたくさんありました。
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以上、エレン・モンゴル間の国境越えのレポートでした。
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「開放」「包容」「誠信」「奉献」
(終) 

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