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カテゴリ: モンゴル・関係

Сайн байна уу. Өнөөдр БНАСАУ(Хойд Солонгос) тухай бичинэ. 

北朝鮮拉致問題を1日でも早く解決してほしいと強く願うのですが、以下、モンゴルと関係しそうな北朝鮮の情報を、紹介したいと思います。はっきり言って構造化・整理があまりできていないのですが、ランダムに情報をちりばめたいと思います。

目次:
1. モンゴル・北朝鮮国交65周年記念の金正日花の展示会
2. 北朝鮮の外交について
3. 北朝鮮の外貨獲得の実態
4. 北朝鮮スパイ活動の乱数放送について
5. 拉致問題に対するモンゴルのスタンスについて
番外. インテリジェンスネタについて

1. モンゴル・北朝鮮国交65周年記念の金正日花の展示会

もう1年以上前の話なのですが、ウランバートルにて、モンゴルと北朝鮮の国交65周年記念のイベントに行ったことがあります。

DSC03482
↑Үзэсгэлэн
БНАСАУ - МОНГОЛ улсын хооронд дипломат харилцаа үүсч, хөгжсөний 65 жилийн ойд зориулсан БНАСАУ-ын "КИМЖОНИРХУА" цэцгийн үзэсгэлэн
直訳:展示会 北朝鮮-モンゴル国間の外交関係の始まり、発展の65周年 北朝鮮の「金正日花」花の展示会


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↑チマチョゴリを着た、ガチの北朝鮮の女性です。素朴な感じの綺麗な方でした。拙いモンゴル語で一生懸命に説明してのにかなり萌えました。が、監視している北朝鮮のおじさん二人がいたので、私は、日本人とバレるといろいろと危ないと思ったので、モンゴル人のふりをしてかわいいおねーさんの一生懸命な説明を一生懸命に聞いていました(笑)

驚いたことに、この金正日花というのは、Wikipediaによると「日本の静岡県掛川市の園芸研究家で、観光農園加茂花菖蒲園園主の加茂元照が、金正日のために品種改良を行い、誕生させた花」だそうです・・・。実は、北朝鮮の原種ではなくて、日本の花を北朝鮮側が強引に持って行ったというものになります。

Wikipedia: 金正日花
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%AD%A3%E6%97%A5%E8%8A%B1

Wikipedia: (ハングル版)김정일화
https://ko.wikipedia.org/wiki/%EA%B9%80%EC%A0%95%EC%9D%BC%ED%99%94


DSC03492
↑Кимжонирхуа(金正日花) цэцэг(花)と書かれています。

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↑赤字でЦэцэгийн хаан(花の王様)と書かれています・・・・日本から持ってきた花なんですけどねぇ・・・。

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↑中国とかいろいろなところで、表彰を受けた大変誉れ高い花らしい。日本からパ・・・(ry

この花をモンゴルで見たことは、ないのですが、こういったイベントが堂々と行われているのに、旧社会主義国のКоминтерн(コミンテルン)的なものを感じてしまいます。

2. 北朝鮮の外交について

いまの若いモンゴル人に北朝鮮ってどうだ?って聞くと、「危なそうな国」と言います。
とはいうものの、モンゴルは旧社会主義国だったので、実は国交は韓国よりも北朝鮮の方が長いです。

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↑2013年ぐらいのウランバートルにある北朝鮮大使館。今は改修工事してだいぶ綺麗になっています。

世界で孤立した国と言われる北朝鮮ですが、実は意外にも孤立してないことがわかります。

Foreign_relations_of_North_Korea
↑緑は北朝鮮と国交がある国、灰色は国交がない国、赤は国交を断絶した国、モンゴルはもちろん緑色



Diplomatic_missions_of_DPR_Korea
↑北朝鮮の大使館がある国一覧、もちろんモンゴルはある


3. 北朝鮮の外貨獲得の実態

モンゴルでは、実は北朝鮮労働者が結構いるとのことです。北朝鮮レストランでうまい冷麺と美人な喜び組のパフォーマンス、あと建築現場での作業員などいろいろいるらしいです。

北朝鮮の外貨獲得について、以前NHKがいろいろ情報を特集していたりします。NHK BS1の「国際報道」にて、以下の報道がありました。

北朝鮮 ”統治資金”の実態
http://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/archive/2014/04/0401.html

以前、NHKスペシャルで北朝鮮の宮廷経済に迫った「北朝鮮 権力とカネの謎」が特集されました。そのとき、なんとモンゴル・ウランバートルが取材地に出てきて驚いた記憶があります。

以下は、国際報道2015からの引用です。
さらに、今、北朝鮮は、大量の建設労働者を外国に派遣しています。モンゴルの首都、ウランバートル。極寒の中で働く50人以上の北朝鮮労働者の姿をカメラが捉えました。

「どこから来たのですか?」
男性
「北朝鮮です。」

雇っているモンゴルの建設会社の社長によりますと、労働者たちの技術力は高く、毎月の給与は1人あたり7万円ほどですが、一括して北朝鮮の会社に支払う約束です。

モンゴルの建設会社社長:「彼らはたばこやあめを買う程度の金はもらっているようですが、それ以上の金はもらっていないでしょう。」
 
かつて3年間、北朝鮮に駐在した駐日モンゴル大使は、最近、北朝鮮からの労働者が増えていると言います。
 
モンゴル・ソドブジャムツ・フレルバータル駐日大使(Элчин сайд С.Хүрэлбаатар):「北朝鮮から労働者を受け入れ始めたのは、5年ほど前からです。現在1,700人ぐらいいます。ほとんどが建設分野で働いています。」
建築現場の他に、モンゴルで北朝鮮レストランも経営されているようです。
 
たけっしーさんのブログにて、ウランバートルにある北朝鮮レストランの貴重なレポートがあります。

ドラゴンセンター改装情報、ウランバートルの北朝鮮レストラン
http://takessii.com/?p=4544

モンゴルにある北朝鮮料理屋の場所
http://takessii.com/?p=3551 

あと、北朝鮮プログラマーというのも存在すると聞きました。その前に、無登録で日本国内の顧客の資金をFXで運用して逮捕されたという事件がありました。
FX
↑産経新聞社での記事「北朝鮮、FXで資金洗浄 日本の不正口座操作 大阪府警が摘発」より

実は、モンゴルにいた日本人から、このFXのシステムを作ったのは北朝鮮プログラマーと聞きました。在日北朝鮮人(朝鮮総連系)・暴力団とつながっており、カタギでない金が多く流れているとのこと。在日北朝鮮人と日本人が結婚するなんて話はよくあるんだよ、とのこと。

そして、その日本人は一回だけ、北朝鮮プログラマーとモンゴルで打ち合わせをしたことがあるという話を聞いたことがあります。そのモンゴルで面会した北朝鮮人プログラマーの様子は、「一昔の日本人ぽい」とのこと。まじめで優秀だった、と。まじめにやらないと粛正される(強制収容所など)可能性があるから、そりゃあまじめにやるよね、とのことでした。

2年ぐらい前の話ですが、朝鮮総連の落札の件で、モンゴルのペーパーカンパニーであるAvar Limited Liability Company(アヴァール・リミテッド・ライアビリティー・カンパニー)という会社が話題になりました。

朝鮮総連本部を落札したモンゴル企業、北朝鮮と関係か?日本と北朝鮮の密約説も
http://biz-journal.jp/2013/10/post_3222.html

朝鮮総連ビル、アバール社の落札許可が宙に浮く 駐日モンゴル大使「政府は無関係」と強調
http://www.huffingtonpost.jp/2013/12/17/avar-company_n_4457386.html

このアバール社が「50億1000万円で落札した。」とあるのですが、50億円もの大金をどこから調達した・しようしたのかは不明すぎてわかんないです。


4. 北朝鮮スパイ活動の乱数放送について

筆者は日本海側の田舎に住んでいた時、英語の勉強をしたくNHKのラジオ英会話をひたすら聞いていました。それではたりず、深夜になってかろうじて聞こえる雑音混じりのFEN(今のAFN、American Forces Network、米軍放送網)を頑張って聞いていました。深夜になると聞こえるというのは、電離層が夜間になると消滅する層が出てより遠くに電波を飛ばす層に反射することがあるため、遠くに電波が届きやすくなるためだとされています(大雑把)。

Ionosphere_02

当時はインターネットが出たばかりの時代で、YouTubeなど大変便利なツールがまだない、ラジオやテレビが主要メディアの時代でした。

英語学習を頑張ってAFNを聞こうとした際、ハングルの怪しい放送が妨害してきます。ラジオを傾けると、ハングルの方が強くなってきます。

そこで聞こえていた放送はなんか不気味な雰囲気があったのですが、それっぽい放送がYou Tubeにアップされていました。乱数放送という、暗号の数字をひたすら読み上げて、日本に活動している北朝鮮の工作員へメッセージを送っていたとのことです。

北朝鮮の乱数暗号放送(AMラジオ)
 


しかし、今やインターネットが普通の時代になり、Wikileaksなんてものがあるぐらいの時代でもあるので、こういった乱数放送はどうも行われていないっぽいです。実態はわかりませんが。

いろいろ知りたい方は、以下のサイトを見るとよいかと思われます。

アジア放送研究会
http://www.abiweb.jp/

掲示板を見ると、2015年の現在でも星星廣播電台という、中国語(台湾?)の放送があるっぽいです。ラジオマニアはすごいですね。

5. 拉致問題に対するモンゴルのスタンスについて

ソドブジャムツ・フレルバータル駐日モンゴル大使インタビュー詳報
http://www.sankei.com/premium/news/140920/prm1409200006-n1.html

在日モンゴル大使館のフレルバータル大使によると、「モンゴルは北朝鮮に大使館があり、日本とも非常に親しい。両国と良い関係を持っている。だから、日本の言うことを北朝鮮に伝達する。北朝鮮の反応は日本に伝達する。問題を解決したい。それをやっていく。われわれの努力だ」と言っています。

横田夫妻がウランバートルで、横田めぐみさんの娘とされているキム・ウンギョンさんと面会したというニュースが2014年3月にありました。

横田夫妻「孫、めぐみに似ていた」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1701M_X10C14A3CC0000/

一歩一歩進んでいるといえるかもしれません。その舞台がモンゴルということもあり、裏でいろいろ動きがあったのだと思います。

ただ、ここから先に関しては、まだ時間がかかりそうなところであります。

番外. インテリジェンスネタについて

ちなみに、モンゴルのインテリジェンス(諜報活動)ネタ、なんですが、モンゴルにはタグノール(Тагнуул)という公安機関があります。モンゴルにいる外国人は、ほとんど監視下に置かれています。数もそんなに多くないので、管理はちゃんとされていると思いますし、重要な機関の電話なんかはまず盗聴されていると思ってもいいです。しかし、そんなの日本でもよく行われているようで、私の知り合いの知り合いの香港人は、日本でホテルに泊まったら盗聴されていて落ち込んだって話を聞いたことがあります。国のためにも、大事な情報は、ちゃんと守るのが重要だと思います。

Тагнуулын еранхий газрын цахим хуудас(モンゴルの公安)
http://www.gia.gov.mn/ 

最近ですと、ITコンサルの世界ではデジタル・フォレンジック市場が活況となっており、サイバーセキュリティーなんかも飯のネタになっています。盗聴したデータを、ビッグデータアナリティクスのツールをつかう(Oracleのデータベースもって、HadoopNeteezaを基盤とする、とか)なんて時代になっているかと思います。 

テキストマイニングという、話した内容をテキスト化して、可視化して分析するってツールを野村総研がやっていますね。たしか、True Tellerというプロダクトです。

・・・だいぶ話が逸れてしまいました。

今、社会主義体制が崩壊したので、モンゴルはエシュロンに加盟しているんじゃないか、って話があります。本当かいな、という感じですが。エシュロンとは、「アメリカ合衆国を中心に構築された軍事目的の通信傍受(シギント)システム」とのことです。

「エシュロンはほとんどの情報を電子情報の形で入手しており、その多くが敵や仮想敵の放つ電波の傍受によって行われている。1分間に300万の通信を傍受できる史上最強の盗聴機関といわれている。電波には軍事無線、固定電話、携帯電話、ファクス、電子メール、データ通信などが含まれており、同盟国にある米軍電波通信基地や大使館・領事館、スパイ衛星、電子偵察機、電子情報収集艦、潜水艦を使って敵性国家や敵性団体から漏れる電波を傍受したり、時には直接通信線を盗聴することで多量の情報を収集していると言われている。」とのことです。

Wikipedia: エシュロン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AD%E3%83%B3

写真撮影絶対禁止、なんですが、モンゴルのアメリカ大使館のだと、でっかい球体のアンテナっぽいのがあるのが確認できます。こんな感じのです

ただし、在モンゴルアメリカ大使館の裏にある社会主義時代の大きな青色をしたマンション群があるのですが、そこには国関係の人が住んでいると聞きます。わかりやすいです。


まとめ

外交上、日本と北朝鮮の関係を見た場合、モンゴルは非常に重要な位置付けとなっていると言えます。

とにかく、平和に問題が解決されることを祈っております。その意味で、モンゴル・北朝鮮関係は重要な情報となりますね。あんまり一般に触れる形にすると、早期解決を逃すかもしれないので、政府機関の方々にはしっかりと成果を出して欲しいと、一国民として思います。

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ターナル・サェン・バェチカノー?(みなさん、こんにちは!)

田中英和です。

 

前回記事の最後で「『スーホの白い馬』日本人創作説がある」というお話をしました。

今回は、その内容についてご紹介します(はじめにお断りしておきますが、真実のほどは定かではありません)。

 

 

まず、一般的に『スーホの白い馬』は内モンゴルの物語と言われていますが、その理由は「スーホ」という名前にあると思います。

というのも、「スフ(「スヘ」と表記することも)」という名前のモンゴル人が実在し、それを中国語で発音すると、日本人には「スーホ」とも「スーフ」とも聞こえる発音になります。

題名に『スーホの白い馬』『スーフの白い馬』という2つのパターンがあるのはそのためです。

 

という訳で

「『スーホの白い馬』は内モンゴルで作られ、中国語に訳された後に日本に伝わった」という見方になるのだと思います。

 

ですが、

 

「モンゴルといえば馬

   ↓

 馬は英語でホース

   ↓

 ホースを逆から読んでスーホ」(笑)

 

と作者の大塚勇三氏が語ったとか語らなかったとか。。。

 

ということで「スーホという名前は偶然で、また内モンゴルのモンゴル人の間でもこの物語が知られていない」というのが、最近聞いた「『スーホの白い馬』日本人創作説」です(笑)

 

ふざけんな!!!

 

と思われた方もいらっしゃるかもしれません(笑)

 

ただ、留学時代からずっと不思議に感じていたことがあります。

それは「『スーホの白い馬』を知っているモンゴル人が皆無」ということです。モリンホールをやっている人は知っていて当然(同名のモリンホール創作曲があるので)としても、それ以外のモンゴル人で「知っている」という人に会ったことがないんです。

 

なので、私はこの日本人創作説を聞いたときに、結構すんなり納得してしまいました。

 

 

ですが、この日本人創作説はやはり誤りで、内モンゴル生まれの物語であることが、731日に発売されたばかりの『内モンゴルを知るための60章』という本に書いてありました。

 

 

ただ『スーホの白い馬』という物語はそれ自体が悲しいだけでなく、物語が生まれた理由も、非常に悲しいものでした。

「それ故にモンゴル人たちに受け入れられることがなく、知る人がほとんどいないのだろう」ということです。

 

詳細については、ぜひ本をお手にとってご自身でご覧下さい。

内モンゴルという、日本人にとって非常に理解しづらい地域について、様々な角度から詳細に語られている本です。

 

内モンゴルを知るための60

http://www.akashi.co.jp/book/b208189.html

 

 

●モンゴル語(たて文字)の基礎を、独自に開発したオリジナル教材で無理なく学ぶことができます。

●「日本人ならでは」という視点で、中国語をめっちゃわかりやすく解説しています。http://u777u.info/mTUA

 また、ブログでも情報を発信しています。http://yeheamtatai.blog.fc2.com/

●レッスンに興味のある方はご連絡下さい!yeheamtatai@gmail.com

 

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