モンゴル ゲストハウス

【静かなひと時】

夏のモンゴルは高緯度というのと大陸の奥深くにあって、夜の10時ごろまで明るい。

いま、現地は8時半を回ろうとしているが、街には昼の残光が立ちこめている。

わたしの滞在しているゴールデンゴビ(金の沙漠の意)というゲストハウスは、いわゆる団地の一角に位置していて、ひろくとった中庭に公園がある。

今日は土曜日だから、団地の子たちなのだろう、日がな歓声をあげながら遊びまわっている。

いまもそんな歓声が聞こえるが、不思議なことに、子供たちの言葉が日本語に聞こえる。

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わたしは窓外にそれらを聞きながら、1日の整理をし、夕食を食べる。

今日は中央デパートでみつけた、プラムとチーズ。

もともと1日1食か、軽い昼食をいれて2食なので、これくらいでちょうどいい。

そういえば、狩猟民族にはじまる肉食を主としているひとびとは、肉と果物をよく組みあわせて食べる。

いまでこそ馴染んだけれど、鴨のイチジクソースなんて、かつては聞いただけで驚きだった。

けれどもすこし薄暗い自然光のなかで、静かに食べていると、なんだか中世のひとにでもなったような気がして、気持ちが落ちついてくる。

モンゴル旅行体験談