↑不動産視察、モンゴルNO1クオリティー住宅街ジャパンタウンに向かっている途中。(2014年)
毎度、編集長のタケシです。
モンゴルのエルデネバト首相が来日、目的はもちろんモンゴルにもっと投資して欲しいという心が強いようです。これについては、後日記事を公開したいと思います。
会社四季報オンラインより、注目すべき記事が上がっています。
オウチーノ債権回収に懸念、どうなる「モンゴル夢のマイホーム」会社四季報オンライン
オウチーノ(6084)という上場会社は知らなかったが、その子会社のスペースマゼラン社がモンゴルの建設業者スタンダード・プロパティ・グループのアパートメントを買ってたらしい。それが問題になっています。
↑不動産視察、ゲル地区の現状。電気以外のインフラは無し。
スタンダード・プロパティと言えばちょうど2年前の夏に僕がモンゴル不動産視察した会社です。経営陣には知り合いがいます。この記事で上がっている物件は、ゲル地区にある低所得者向けのものです。なので、基本1部屋50平方メートル以下のもので、ウランバール市が積極的に行っている低金利で借りれる物件です。ちなみに、スタンダード・プロパティは不動産以外に銀行も持っています。
「引き渡し日に物件完成せず」、だから「スペースマゼラン側が解除オプションを申し出」となっていますが、原因はそこだけではないと思います。オウチーノは、今年の3月末までモンゴルの物件の説明会を開いてた。公式サイトにまだ情報が残っています。
<2015年、オウチーノで最も売れた投資案件>モンゴル・ウランバートル都市開発プロジェクト2016/2/21 15:00〜2016/3/5 15:00〜2016/3/13 15:00〜2016/3/20 10:00〜2016/3/27 14:00〜https://www.o-uccino.jp/global/seminar/2539/
普通なら完成する前に完売しているはずだが、そんなに甘くなかったということでしょうね。いくら200万〜300万で買えると言え、値上がりの予兆がないと投資家は買わないです。現地のモンゴル人はわざわざ日本人からアパートを買わない。それは高いのと、信用の問題です。
私が思うには、オウチーノが契約解除する理由は、モンゴル経済そのもの問題じゃないかなぁと思います。
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