(前編はここ

Sain baina uu? Юу хийж байна вэ? 你们好。在干什么呢?

前編からだいぶ時間があいてしまいました。エレンホトはモンゴル領事館もあったり、中国物資を手に入れる貿易の場所(内モンゴル人は「国際地方都市」と言っています!)なので、非常に奥が深いです。モンゴルだけれども中国になってしまったけど、田舎らしさが残る短期で滞在すると結構面白い町でもあります。

後編を書こうと思います。

前編では
(1)「交通・国際列車」
(2)「交通・バスによる国境越え 」

でしたが、後編では
(3)「エレンホト・ウォーカー 的な町の地図」
(4)「エレンホトのオススメのホテル・飯屋」
(5)「中国でもFacebookやGmailを使えるようにする方法」
(6)「中国共産党鉄道部の仕打」
を書こうと思います。
特に、(5)はモンゴルで当たり前に使えるサイトを中国でも見れるためのテクニックですので、必見かと思われます。
(3)「エレンホト・ウォーカー 的な町の地図」
エレンホトの地図は以下となります。ちなみに、地図はGoogle Mapでなく、百度(バイドゥ)の地図(
百度地图)を使いました。中国の地図を見る場合、Google Mapよりも百度の方が精度がいいです。在二連浩特モンゴル領事館は、Google Mapに載っていませんでした。

参考:百度地图  検索欄に「二连浩特」と入れるとエレンに行けます。

百度の地図をペタペタ貼って、全体地図をかなり粗いですが作ってみました。北側がモンゴル、南側が北京となります。

二連全体マップ保存版



ちなみにエレンは小さな町なので、この基本的にタクシーは6元ぐらいとなります。しかし、うっかり「多少钱?(いくらですか?)」と聞いてしまうと、「10元だ」「14元だ」とふっかけられます。これは、モンゴルでも同じなのですが・・・。相場をあらかじめつかんでおく必要があると思います。

(4)「エレンホトのオススメのホテル・飯屋」
上のエレンホトの地図を参考に、地図の簡素板を作成してみました。"World Walker Ereen Khot"みたいに。左側がモンゴル側(北)、右側が北京側(南)となります。

スライド1
スライド2




●交通機関・行政機関
 ・售票处(Shou chu piao):チケットセンター
 ・"二连国际汽车站:エレン国際バスステーション
 ・蒙古国驻二连浩特领事馆(menggǔ guo zhu erlianhaote lǐngshiguǎn):モンゴル国在エレンホト領事館

●ホテル(酒店・宾馆と書かれたもの)
 ・白云宾馆:小さなホテルでWi-Fi対応。おばさんが優しいいい人。

●食堂 (饭店)
・永和豆漿:台湾の有名チェーン店がなんどこの辺境の町にもありました!しかしメニューはすべて中国語なので、うっかりすると違うのが出てくることがあります・・・。
※モンゴル料理は「蒙餐」と書きます。メニューは「 菜单」と書きます。

●マッサージ・銭湯
・泡泡足浴:日本式全身マッサージ60分で100元。指圧に力がある西安出身の33歳のおねーさんがしっかりやってくれて、国際列車の疲れを取ることができました。上手です。足の裏をぐりぐりやるのがくすぐったく痛くて気持ちよいという感じでよかったです。
・康霸洗浴: そんなに綺麗ではないのであんまりオススメできません・・・。シャワーを浴びて、体を洗うサービスで14元でしたが。地元の人もよく来ていてシャワーだけだとかなり安いみたいです。

●その他
・モンゴルの携帯電話が結構通じちゃうエリア:バスステーションの北側から通じます。

〜以下ギャラリー〜
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↑駅降りると結構しつこい客引きがたくさんいるので、気を付けましょう。一人、日本語で声をかけてきた内モンゴル人の客引きがいてびっくりしました(笑)

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↑内モンゴル人のBさんの紹介で泊まったおすすめの安宿、白云宾馆。一泊80元(約1,600円ぐらい)で、Wi-Fiが普通に使える。隣は如意とかいうホテル。

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↑台湾の有名なフードチェーンである永和豆漿がエレンにもあった!綺麗なお店で、種類も豊富でとても満足度が高いです。しかし、メニューはすべて中国語です・・・。しかしながら、写真プレートがあるので、指をさせばいけるかもしれません。でもやっぱり中国語ができないと何も頼めません。私は好物である牛肉面を頼みました。

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↑内モンゴルのボーズ。日本留学経験のある内モンゴル人のMさんと、満州族で祖父が日本語しゃべれるというBさんと内モンゴルの料理を食べる。ボーズが小籠包的な感じ。昼間から白酒を飲んでしまいました・・・w。

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↑エレンのモンゴル側の郊外にある在エレン・モンゴル領事館。営業時間は月曜日から金曜日まで、9:00-13:00、14:00-18:00までやっているそうです。この辺りはモビコムの携帯電話がちゃんと入ります。さすが。


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↑マッサージ屋。ちゃんとモンゴル語の表記もあります。怪しそうですが、至って健全店です(笑)力強くマッサージをしてくれたので、疲れを取ることができました。日式マッサージで60分100元。

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↑公衆浴場的なところ。モンゴル人は人の前で裸になるのは無いらしいですが、ここでは普通に日本の銭湯みたいに裸でシャワーを浴びていました。湯船はありません。

(5)「中国でもFacebookやGmailを使えるようにする方法」 
中国では、モンゴルで使用が可能なWebサービス・アプリケーションが使えない場面に多々出くわします。私も中国に行って、仕事のGmailを確認しようとしたら、本当に見れませんでした。もちろん、無事着いたことをモンゴル人や日本人に連絡しようとFacebookを開こうとしてもだめでした。

以下、個人的にスライドを作成してみました。実際エレンでで見れなかったサイト・アプリをまとめ、さらに代替となる中国地場のサービスを記載してみました。
スライド1


しかし、VPNを使うことで、中国にいてもFacebookやGmailを使用することは可能です。
そもそもVPNとは何か?というと「共有ネットワーク上にプライベートネットワークを構築すること,またはそのための技術です。 仮想的な専用線のように利用できることから,Virtual(仮想的)なPrivate Network(専用線)と呼ばれます」とのことです。簡単に言うと暗号キーを使って個人的なプライベートな線を使う感じです。
VPNはNTTコミュニケーションズなど月額料金で契約をするところもあれば、無料で使うことができるものがあります。
今回紹介したいのが、無料で使えるVPNサービスとして有名な、筑波大学の「VPN Gate」です。

VPN Gate

↑「外国政府の検閲用ファイアウォールを超えて、世界中の知識に自由にアクセス」というロックなフレーズ(笑)

もちろん、この筑波大学のVPN Gateは抜け目ない中国当局の監視もあって中国では閲覧不可ですが、あらかじめメールでミラーサイトのURLを受ける取ることが可能です。まずは、メールが受け取れるようにこの「VPN Gate ミラーサイト URL メール配信サービス」に登録する必要がありますが、注意点はGmailは中国当局の検閲で見れないので、YahooメールかHotmailで登録しておくことをおすすめします。


リンク:
VPN Gate ミラーサイト URL メール配信サービス

VPNGate Mirror URLs
↑これにある"Daily mirror URL"をVPNアドレスとして張り付けて、毎回毎回設定する必要があります・・・面倒ですが、無料なので仕方ないです。

「そして、VPNってどうやって設定するの?」と疑問があって、ネットワークスペシャリストでもないとできない敷居が高そうなものに見えますが、そんなこと全くないです。とても簡単です。

設定の仕方については以下にわかりやすくまとめられています。いったん、日本かモンゴルで設定のテストをしておくことをお勧めします。

リンク:VPN Gate 公開 VPN 中継サーバーへの接続方法
VPN Gate に接続するための方法は、OS によって異なります。お使いの OS の種類を選択してください。 
対応 VPN プロトコル: SoftEther VPN (推奨), L2TP/IPsec, OpenVPN, MS-SSTP
対応 VPN プロトコル: L2TP/IPsec (推奨), OpenVPN
対応 VPN プロトコル: L2TP/IPsec (推奨), OpenVPN
対応 VPN プロトコル: L2TP/IPsec (推奨), OpenVPN
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↑エレンのホテルでFacebookやGmailを無事に見ることができました・・・。

しかし、日本にいる家族にSkypeのクレジット通話をしようとしたらダメでした。日本の家族の声が聞こえるのですが、私の声が届きませんでした。ちなみに、Skypeクレジット通話を会社のモンゴルの固定電話の番号にやって、片方だけ聞こえるだけだったり雑音が入って断線したりしてできませんでした。

 
(6)「中国共産党鉄道部の仕打」
当初エレンからウランバートルへ国際列車で帰ろうと思っていたのですが、鉄道職員にダメと言われてチケットを無駄にしていまいました・・・・。その経緯を書こうと思います。

まず、エレンでウランバートル行きのチケットを買うのですが、そのチケット売り場がどうしようもないぐらいわかりにくく、営業時間も「お前やる気あるのか??」という短いひどいものになっています。

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↑国際列車の売り場(Ticket Office)。やっているのか、やっていないのかわかりにくい・・・・需要が無いってことなんでしょうか。

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↑営業時間を見てびっくり。月曜日・火曜日、金曜日、土曜日の午前9:00~11:30、午後2:30~3:20というとんでもない時間設定です・・・(笑)やる気あんの?と。油断すると立ち往生することになります。

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↑午後、たったの一時間しかないので、急いで手に入れましょう。しかし、みんな並ばない(笑)

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↑ザミンウード行きのチケットは41元だそうです。
国際列車チケット
↑購入したモンゴル・ウランバートル行きの国際列車のチケット。たしか66元(約1,300円)ぐらい・・・。

エレンホトから ウランバートルに戻る際、鉄道に乗るのに気を付けるべきポイントは「出発の1時間以上前には必ず駅にいること!!」です。

私は日本の電車の感覚で、出発15分前ぐらいに駅について乗ろうとしたら、強面の共産党の鉄道部の職員(工作员)にダメだと中国語でまくしたてられました。チケットを見せても、「ダメだ」という一点張り。他のモンゴル人らしき人たちも「なんでダメなんだ!」と抗議していましたが、無慈悲にも扉を閉められて「もう入ってくるな!!」という感じで駅の扉を閉めてしまいました・・・・。モンゴル人も途方に暮れていた感じでした。日本の旧国鉄でもここまでひどくないでしょう・・・。
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↑ENTRANCEが無情にも閉められていた・・・・。横の職員用入口も閉められた・・・・。

モンゴル語も全然通じないので、若手の鉄道職員に英語でなんでだめなんですか?と聞いてみたら、その若手の鉄道職員は気取ったクイーンズ・イングリッシュ的な英語で"You should have come here 40 minutes earlier before leaving because we have to check baggage claim. That's all.(手荷物検査があるんだから、お前は出発40分前に来るべきだったんだよ。以上。)" と応えてくれました(笑)
ある意味、共産党的なサービス精神も無い仕打ちでした。


※エレンホト事情
郊外には立派なマンションが並んでいて、なんか日本の新興住宅地みたいな雰囲気でした。
バブル的で発展している感がしたのですが、内モンゴル人の人曰く、「あれらのマンションは全然人が入っていないよ」とのことでした。 資源開発などが過剰に進み、マンションもゴーストタウン化しているとのことでした。何か、オルドスと同じ轍を辿っている感じがします・・・。
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↑日本留学経験者である内モンゴル人のMさん曰く「全然入ってないよ」と・・・。

あと、モンゴル人にエレンというか中国に行くというと、やたら心配されました。「日本人が血まみれになるぐらいボコボコにされた」「人身売買がやばい」などいろいろなことを言われました。しかし、実際にエレンや北京も夜はウランバートルよりも安全なんじゃないかと思えたほどです(中国共産党の監視が強すぎるのもありますが・・・)。モンゴル人にとって、「魔界村」 みたいな邪悪な場所と言うイメージがあるようです・・・。

魔界村
 ↑魔界村・・・・。

しかし、エレンは「恐竜公園」があるぐらいで、化石もたくさん発掘されている場所です。恐竜マニアにはたまらない場所だと思います。
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また、とんでもなくでかい 風力発電もたくさんありました。
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以上、エレン・モンゴル間の国境越えのレポートでした。
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「開放」「包容」「誠信」「奉献」
(終)