モンゴル国の元大相撲力士が実名で、モンゴル国の買春を紹介するマンガに登場しています。

『山崎大紀のアジアン美女めぐり』マイウェイ出版(2014)
ISBN 978-4-86511-125-5

『月刊アジアン王』という東南アジアの性風俗事情を紹介する雑誌とのコラボ企画として、43ページにわたりモンゴル国における買春体験をレポートした内容になっています。

この中で、買春を紹介する二人の元大相撲力士が登場します。
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北春日(ムンフバト・ツォルモンバヤル)
彼は2011年12月18日、大阪府堺市で開催された横綱白鵬による少年相撲大会「白鵬杯」の監督も務めていますが、著者の山崎大紀らに2軒の買春店を紹介しています。

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旭鷲山昇(ダワーギーン・バトバヤル)
モンゴル国出身初の幕内力士であり、実業家兼政治家としても著名人ですが、著者らの「知り合い」として買春旅行を黙認しています。

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買春施設を経営するモンゴル人も紹介されていますが、「5年間も日本の飲食店で働いて」と、就労ビザの取得そのものを疑う内容が出てきます。(海外出店を視野に入れた店長候補でもない限り、飲食店従業員への就労ビザの発行は原則ありません。)

モンゴル国では買春は犯罪であり、法律で厳しく禁止されています。
外国人でも容赦なく逮捕されます。
万一、現地で買春に誘われても、決して同行してはいけません。
まして、買春を目的にモンゴル国に渡航することは言語道断です。


しかし、作中ではレストランの地下で売春婦を買いホテルに連れ込むなど、場所や手段や金額まで具体的に記述されています。
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北春日が紹介する買春施設。

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チンギス・ハーンはすべてのモンゴル人の崇敬する存在です。
日本で言えば「天皇陛下万歳!」と言われているようなものです。
それほど洒落にならないセリフです。
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写真でもこのように掲載されており、「本作品はフィクションです」の註もありません。

ただでさえ法律で厳しく禁止されているモンゴル国での買春を、二人の元大相撲力士が紹介している。
単なる下ネタで済まされる話ではなく、外交問題にも関わるかも知れません。
皆様もくれぐれもお気をつけください。
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